○神奈川県平塚市〜湘南ひらつか七夕祭り〜/撮影日:2006年7月7日(金)
 本日は七夕。
 というわけで、私が住む藤沢市からJR東海道線で西へ約15分ほどの場所にある神奈川県平塚市では、第56回目となる湘南ひらつか七夕まつりを開催中です。所用があったので、まずはまだ人が集まらない朝のうちに1枚撮影。
*ページ下では、2008年版も掲載しています。

 こちらは夕方撮影ですが、物凄い人出になっております。
 ・・・といっても、平日の夕方なんて序の口でございまして、今日も夜は人、人、人で殆ど身動きが取れない状態。土日ともなると殺人的な人の数となり、ロマンチックな気分を味わう・・・のは少々難しいかもしれません。

 ところで、この湘南ひらつか七夕まつりというのは非常に興味深いイベントです。
 と言うのも、平塚市というのは神奈川県西部の工業、農業都市で、人口26万人。それなりに発展はしていますが、空襲で大きな被害を受けたこともあり、見事なぐらい観光資源がありません。それどころか、戦前に建てられた建物も殆ど無いぐらいです。自然風景の方も、これと言ってみるべきものもありません(冬には富士山が田んぼから良く見えますが)。

 そんなわけで、普段の観光は閑古鳥が泣いている状態ですが、この七夕まつりのときだけは違う。
 バックに横浜市、川崎市、そして東京23区を抱えているおかげで、なんと300万人弱もの人出があります。七夕まつりの規模としては、仙台を抜いて日本一なのです。

 これもひとえに、長年継続してイベントを続けてきた人達の努力の賜物で、無から観光資源を生み出したアイディアには心から脱帽です。こう言っては失礼ですが、きらきらのヒラヒラな飾り(費用はかかりますが)で人をこれだけ呼ぶのですから・・・。まさに、継続は力なり、です。マンネリ化や、商店街の衰退などで、イベント運営も大変なようですけれども、これからも継続していただきたいですね。


○2008年7月5日(土)

 神奈川県平塚市で開催されている、「湘南ひらつか七夕まつり」を今年も観に行ってまいりました。今年で58回目となる、壮大な規模の七夕祭りです。規模としては日本最大級で、さらに首都圏からの多大なる観客動員があるため、人出はすさまじいものですが、イマイチ知名度が低いような気がするのは、私が西日本に長く住んでいたからでしょうか?

 それでは、様々な竹飾りをお楽しみください。

 滝口カバン店は毎年、この七夕まつりに情熱を注ぎ込んでおり、何と開催時から現在に至るまでコンクールで特選を勝ち取っています。実際、それだけ際立っております。ちなみにこのタヌキ、動きます・・・。


 滝口カバン店と並んで力を入れているのが、平田人形店。

 なんと、人形達が劇をやっているみたいに動きます。