形式ガイド【205系】
     J.N.R./J.R. Commuter Trains Series 205
▼0番台
 205系の基本型。製造年・投入グループによって前面形状・ドア窓の大きさが異なる。
クハ205−1〜
(クハ204−2 京葉線 海浜幕張駅/撮影:裏辺金好)
クハ205−5〜
(クハ205−104 武蔵野線 新座駅/撮影:ロクマルサン)
側窓を一段下降式に変更している。
クハ205−108〜
(クハ205−146/撮影:ロクマルサン)
108〜119および145〜149は前面デザインを「メルヘン顔」と呼ばれるものに変更している。

クハ204−1〜
(クハ204−1 京葉線 千葉みなと駅/撮影:裏辺金好)

クハ204−5〜
(クハ204−31 武蔵野線 新座駅/撮影:ロクマルサン)
側窓を一段下降式に変更している。

クハ204−61〜
(クハ204−142 埼京線 新宿駅/撮影:ロクマルサン)
ドア窓を天地方向に拡大している。

クハ204−108〜
(クハ204−145 京葉線 新木場駅/撮影:ロクマルサン)
108〜119および145〜149は前面デザインを「メルヘン顔」と呼ばれるものに変更している。

モハ205−1〜
(モハ205−1 京葉線 千葉みなと駅/撮影:裏辺金好)

モハ205−13〜
(モハ205−385 埼京線 新宿駅/撮影:ロクマルサン)
側窓を一段下降式に変更している。

モハ204−1〜
(モハ204−1 京葉線 千葉みなと駅/撮影:裏辺金好)

モハ204−13〜
(モハ204−385 埼京線 新宿駅/撮影:ロクマルサン)
側窓を一段下降式に変更している。

サハ205−1〜
(サハ204−1 京葉線 千葉みなと駅/撮影:裏辺金好)

サハ205−9〜
(サハ205−97 武蔵野線 府中本町駅/撮影:ロクマルサン)
側窓を一段下降式に変更している。

サハ204−1〜
(サハ204−40 埼京線 新宿駅/撮影:ロクマルサン)
通勤ラッシュ対策の切り札として登場した6扉車。埼京線の車両にはLED式の行き先表示機を搭載。

▼500番台
 1991(平成3)年に電化した相模線向けに製造された専用車。半自動扉機構・運転席のカラーモニターなどを採用したことから500番台に区分されている。前面デザインも今までのものから一新され、当初からスカートを装備している。
クハ205−501〜
(クハ205−505 相模線 橋本駅/撮影:ロクマルサン)
モハ205−501〜
(モハ205−505 相模線 橋本駅/撮影:ロクマルサン)

モハ204−501〜
(モハ204−505 相模線 橋本駅/撮影:ロクマルサン)

クハ204−501〜
(クハ204−505 相模線 橋本駅/撮影:ロクマルサン)

▼600番台
 2013(平成25)年3月改正で運用を開始する日光線、東北本線(宇都宮〜黒磯間)用の車両で、E233系の投入で余剰となった京葉線の205系に改造を行ったもの。半自動ドアボタンの設置や、クハ205形へ車いす対応トイレの設置、モハ205形へ霜取りパンタグラフの増設及びシングルアーム化などが行われている。

クハ205−601〜
(クハ205−610 東北本線 矢板駅/撮影:U-lineのA)
600番台の制御付随車で、新たに電気連結器を装備した。宇都宮駅基準で黒磯方面先頭車。
車内には車椅子対応トイレと車椅子固定スペースを装備。

モハ205−601〜
(モハ205−610 東北本線 矢板駅/撮影:U-lineのA)
600番台の電動車。主制御器を装備し、パンタグラフは霜取りに備えシングルアーム式を2台搭載。

モハ204−601〜
(モハ204−610 東北本線 矢板駅/撮影:U-lineのA)
600番台の電動車。MG、CPを装備。

クハ204−601〜
(クハ204−610 東北本線 矢板駅/撮影:U-lineのA)
600番台の制御付随車で、新たに電気連結器を装備した。宇都宮駅基準で小金井・日光方面先頭車。

▼1000番台
 民営化後、阪和線の増発用に4両編成5本が製造されたグループで、最高速度が110km/hに引き上げられている。前面窓の大窓と小窓の位置が逆になり、さらに大窓が下方方向に拡大されているのが特徴。
クハ205−1001〜
(クハ205−1004 阪和線 美章園駅/撮影:ロクマルサン)
モハ205−1001〜
(モハ205−1004 阪和線 美章園駅/撮影:ロクマルサン)
電動車の側面に設けられていた主電動機冷却用のルーバーが廃止され、主電動機に風取カバーが取りつけられた。
モハ204−1001〜
(モハ204−1004 阪和線 美章園駅/撮影:ロクマルサン)
補助電源装置をSIVに変更している。
また、モハ205と同様に車体側面のルーバーを廃止し、車外スピーカーを取り付けている。

クハ204−1001〜
(クハ204−1004 阪和線 美章園駅/撮影:ロクマルサン)

▼5000番台
 武蔵野線の103系を置き換える為に山手線などから転属してきたグループ。武蔵野線の車両は京葉線地下トンネルの急勾配に対応する為に6M2Tと電動車率の高い編成を組んでいた。ところが、電動車はどれも他線区へ転用されており、それにより電動車が不足してしまうことから4M4Tでそれと同等の性能を確保する必要があった。そこで、モハ205・モハ204をVVVF制御化改造し、粘着係数を向上させることでそれを解決した。なので、改造されたのはモハ205・モハ204のみである。ちなみに、この改造で取り外された床下機器は253系200番台に転用されている。
モハ205−5001〜
(モハ205−5017 武蔵野線 府中本町駅/撮影:ロクマルサン)
IGBT素子のVVVFインバータを搭載している。
モハ204−5001〜
(モハ204−5017 武蔵野線 府中本町駅/撮影:ロクマルサン)
主電動機が三相誘導電動機に変更されている。