キハ25形一般形気動車


パッと見では313系電車と見まごう姿のキハ25形1次車。
(写真:太多線 亀崎駅/撮影:裏辺金好)

●基本データ

デビュー年:2010(平成22)年 (営業運転開始は翌年)
保有会社:JR東海
運行区間:高山本線、太多線
元運行区間:東海道本線、武豊線

●これは電車ですか?いえ、気動車です。313系電車にそっくりな気動車

 快速「みえ」の4両編成化によりキハ75形が武豊線から捻出されるため、捻出分を補うためにJR東海が導入した気動車。
 車体は同社が導入している313系を基本としている・・・というか、殆ど同じと言っても過言ではない姿であり、相違点と言えば、前面貫通路上のライトの有無やパンタグラフがないといった点くらいである。

 2011(平成23)年より、武豊線と東海道本線で運転を開始したが、武豊線は2015(平成27)年3月に目途に電化が予定され、キハ75形共々、高山本線と太多線へ転属した。なお、これに先立ち高山本線ではキハ25形の2次車である1000番台も投入されている。1000番台では座席がすべてロングシートに変更されたほか、種別・行先表示器を助士側上部の1箇所に集約や鹿衝撃緩和装置と、車体のビードレスステンレス化によって1次車とは異なる姿になっている。

●バリエーション


種別・行先表示器が1箇所にまとめられ、側面のビートレスも含めスッキリした2次車。
(写真:高山本線 鵜沼〜各務ヶ原/撮影:ネオン)

●車内


オールロングシートになった2次車。
(撮影:ネオン)

●形式ガイド

▼基本番台

 トイレ付きのキハ25−1〜とトイレ無しのキハ25−101〜の2両で構成される。
キハ25−1〜
(キハ25−5 東海道本線 名古屋駅/撮影:ロクマルサン)

キハ25−101〜
(キハ25−104 東海道本線 名古屋駅/撮影:ロクマルサン)

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