E131系一般形電車

前面はE129系に近い雰囲気だが4ドア車で登場。
(写真:総武本線 幕張本郷駅/撮影:裏辺金好)
●基本データ
デビュー年:2020(令和2)年(※営業運転開始は翌年)運行区間(予定):内房線、外房線、鹿島線
保有会社:JR東日本
●房総・鹿島エリアの新鋭車両
JR東日本が2021(令和3)年春から内房線(木更津〜安房鴨川)、外房線(上総一ノ宮〜安房鴨川)、鹿島線(佐原〜鹿島神宮)に投入する車両で、まずは2両×12編成=24両が登場。外観デザインは、優雅で生命感のある房総の海をイメージした明るい青と内陸を彩る菜の花の色をイメージした黄色の帯を配色。前面は房総の海の波しぶきをイメージした水玉模様となっている。
車内は一部がセミクロスシートで、ドア上に17インチのLCDを設置し運行情報などを表示。また、防犯カメラやバリアフリー対応トイレを設置している。
システム面では、前面・側面の行先表示器はフルカラーLED方式。また、車両側面に乗降確認カメラを設置するなどワンマン運転に対応した機器を搭載。
制御装置にはVVVFインバータ制御(SiC素子)を採用したほか、モニタリング技術を活用した車両搭載機器や線路設備の状態監視機能を備え、故障の予兆を把握と事前対処による安全性・安定性の向上を図っている。
●ギャラリー

E217系との離合
(写真:総武本線 幕張本郷駅/撮影:裏辺金好)