227系一般形電車


運用開始前に愛称ロゴが加えられた227系。
(写真:山陽本線 広島駅/撮影:リン)

●基本データ

デビュー年:2014(平成26)年 ※営業運転開始は翌年
運行区間:山陽本線(広島地区)、呉線、可部線
保有会社:JR西日本

●新機軸満載の広島地区待望の新型車両「Red Wing」

 最初に登場した227系0番台は、関西圏で活躍する225系をベースに開発された広島地区向けの車両で、同地区にとって約30年ぶりの新型電車。新開発された「新保安システム」を搭載し、従来のATSに加えて、車両に登録した信号機や速度制限箇所の位置などのデータベース情報と、地上側からの信号表示などの情報をもとに列車を制御する。

 このほか、運転台の計器類に液晶画面表示装置を採用したほか、車両異常挙動検知装置や先頭車間転落防止ホロを設置。また、広島地区をイメージした赤色をアクセントカラーとして配し、先頭車間転落防止ホロが翼に見えることと広島近郊の公共交通を支える翼的な役割を担うことから「Red Wing」という車両愛称を導入している。

 3両編成×64本、2両編成×42本の計276両が2018年度までに導入される予定で、2〜8両までの多彩な編成に対応。2019(平成31)年3月16日改正では、山陽本線の三原〜岩国間及び呉線・可部線全線が同系列での運用に統一された。

 また、同じ2019(平成31)年3月16日改正では、和歌山地区に227系1000番台が投入。2両編成×28本=56両が投入され、和歌山線と桜井線、紀勢本線で活躍する105系や117系を置き換える。

 なお、アクセントカラーは奈良と和歌山の自然や歴史をイメージした緑色になったほか、車内はオールロングシートである。また、1000番台にはICOCA対応の車載型IC改札機を搭載しているのが特徴である。

▼カラーバリエーションなど


和歌山地区で活躍する227系1000番台。
(写真:和歌山線 橋本駅/撮影:鐵)

227系0番台製造直後の姿。この時は「Red Wing」ロゴは加えられていない。
(写真:下関総合車両センター本所/撮影:リン)



2019年の広島カープラッピング列車。
(写真:山陽本線 広島〜天神川/撮影:リン)



2020年の広島カープラッピング列車。チームスローガンは「たった今このAKAの子舞いたった」という回文になっています。
(写真:山陽本線 向洋駅/撮影:リン)



2019年のサンフレッチェ広島ラッピング列車。
(写真:山陽本線 広島〜天神川/撮影:リン)

〇車内の様子


0番台の車内の様子。車端部のみロングシートを配置する、521系に似たシート配置。
(撮影:リン)

クモハ227形0番台の連結面側は車椅子スペースが確保され、ロングシートが片方のみという配置。
(撮影:リン)

クモハ226形0番台には225系などと同様の車椅子対応の大形トイレを設置。
(撮影:リン)

こちらは227系1000番台の車内。
(撮影:鐵)

○細部


先頭車の連結時の様子。広島地区の電車ではかなり久々に編成間の幌が使用されています。
(写真:山陽本線 新白島駅/撮影:リン)


0番台の側面行先表示器。ラインカラーに加え、行先を表示したまま下段で方面や英語表記を表示するなど多彩な表示が可能。また、広島カープが優勝すると種別がカープ坊やに。
(1枚目撮影:リン/2枚目撮影:裏辺金好)

こちらは227系1000番台の側面行先表示器。
(撮影:鐵)

おまけ。0番台の前面種別表示カープ坊やver.
(写真:山陽本線 横川駅/撮影:裏辺金好)

〇形式ガイド


クモハ227形。下り方先頭車で、パンタグラフを装備。
(写真:呉線 広駅/撮影:リン)

モハ226形。3両編成のみに連結。 
(写真:呉線 広駅/撮影:リン)

クモハ226形
(写真:呉線 広駅/撮影:リン)

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