721系


(写真:函館本線 苗穂〜白石/撮影:裏辺金好)

●基本データ

デビュー年:1988(昭和63)年
保有会社:JR北海道
運転区間:函館本線、千歳線、札沼線
保有会社:JR北海道

●快速「エアポート」として空港輸送で大活躍

 721系は札幌圏の通勤・通学輸送の改善を目的に製造されたもので、1988(昭和63)年から2003(平成15)年まで長期間にわたって、製造時期により仕様を変更しながら投入が続けられた。デザインはすべて同一で、車体は軽量ステンレス鋼製。側面ドアは3扉で、座席は2人掛けクロスシートである。
 
 非常に高性能で、一部は最高速度130km/hに対応。また、快速エアポートとして新千歳空港アクセスにも活躍。3両編成が基本だが、1992(平成4)年7月の新千歳空港開港に伴う千歳線の延伸(南千歳〜新千歳空港間)に際して、初の6両編成が登場している(5次車)。

 また2000(平成12)年11月から、uシートという普通車の座席指定席が登場。こちらは、その部分だけ帯の色を変更して、一目でわかるようになっている。また、座席のグレードは従来の普通席とグリーン席の中間に当たる。

●721系バリエーション一覧&車内


JR北海道独特のシステムであるuシート。721系は、帯を青&赤色を追加することで判別を容易にしている。
(写真:千歳線 白石駅/撮影:裏辺金好)

洞爺湖サミットPRのラッピングが施された編成
(写真:函館本線 札幌駅/撮影:OTB様)

同じく洞爺湖サミットPRのラッピングが施された編成
(撮影:OTB様)

高級感漂う、721系のUシート。
(撮影:デューク)

731系との併結も多く、このように貫通扉どうしで結ばれる。
(写真:函館本線 札幌駅/撮影:裏辺金好)

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