富士急行1000系「富士登山電車」


(写真:富士山〜富士急ハイランド/撮影:裏辺金好)

●基本データ

デビュー年:2009(平成21)年

●富士急における水戸岡デザイン第1弾

 JR九州の車両や岡山電気軌道、和歌山電鐵などの鉄道車両のデザインでおなじみ、水戸岡鋭治さんのデザインにより、主力車両の1000系を改造して誕生したもの。開業時に誕生し、現在は河口湖駅前で保存されている「モ1号」をイメージした「さび朱色」で塗装し、内装は木をふんだんに使用。また、ソファーや展望席を配置している。

 1号車は「赤富士」、2号車は「青富士」と名づけられ、内装は異なっている。このうち「赤富士」には富士山に関する本を集めた本棚、窓側に座席を向けた展望席を設置。「青富士」にはドリンクやグッズを販売するサービスコーナーが設置されている。また、両車両ともショーケース棚も設置されており、色々なグッズを堪能することが出来る。

 なお、当初は1号車のみ座席定員制の有料車両であったが、2010年3月13日以降は全車有料となった。

●車内の様子など


1号車の「赤富士」。 (撮影:裏辺金好)

1号車「赤富士」に設置されたショーケース。鉄道コレクションも設置。(撮影:裏辺金好)

2号車「青富士」。こちらは多少簡易な改造となっているが、円形のソファーなどが面白い。(撮影:裏辺金好)

2号車「青富士」に設置されたショーケース。(撮影:裏辺金好)

ショーケースの裏側は・・・こんな感じ。(撮影:裏辺金好)

パンタグラフの台座も塗装されており、かなり細かい。

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