岳南電車



●解説

 1948(昭和23)年、駿豆鉄道(現:伊豆箱根鉄道)が路線免許を取得し、資本金の約半分を出資して岳南鉄道を設立。翌年、鈴川(現・吉原)〜吉原本町が開業。さらに本吉原、岳南富士岡、岳南江尾へ1年ごとに延伸し、全通した(9.2.km)。元々は貨物輸送を目的とした路線で、2000年代に入っても私鉄としては珍しく貨物営業も継続しており重要な収入源となっていたが、接続相手のJR貨物の合理化の一環によって、2012(平成24)年3月16日改正で岳南鉄道線の貨物営業は廃止となった。
 このため、岳南鉄道は鉄道運行部門を岳南電車として分離し、富士市の支援を受けて旅客営業を継続している。
 なお、1956(昭和31)年から駿豆鉄道から富士急行の傘下となっており、岳南電車のホームページのアドレスは、http://www.fujikyu.co.jp/gakunan/home.html と富士急行ホームページの1つとなっている。また、役目を失った貨物機は全て岳南富士岡駅で留置中。

●車両一覧



▲1100形
▲5000系
▲7000形
▲8000形 ▲9000形
▲ED29形
▲ED40形 ▲ED50形 ▲その他旧型車

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