岳南電車7000形


(写真:岳南電車線 比奈駅/撮影:裏辺金好)

●基本データ

京王電鉄デビュー年:1967(昭和42)年
岳南電車デビュー年:1996(平成8)年
運転区間:岳南電車線

●京王3000系列で唯一の1両編成

 1967(昭和42)年に登場した京王電鉄井の頭線の3000系を譲渡を受けたもの。1両編成であることが最大の特徴で、中間電動車のデハ3100形にFRP製の運転台を設置する改造を行っている。カラーリングは在来車のものを受け継いだ橙色に白い帯を巻いたもので、「新赤がえる」の愛称で親しまれている。

 1996(平成8)年から導入を始め、5000系を置き換えていった。なお、京王電鉄デハ3103、デハ3101、デハ3102がそれぞれモハ7001、モハ7002、モハ7003となっている。

 2016(平成28)年にはモハ7001が井の頭線の雰囲気を再現し、塗装変更が行われた上、ステッカーにより前面の行き先表示が再現されている。一方で2018(平成30)年7月にモハ7002が運用を離脱。代わって富士急行から1200形が譲渡され、9000形として運用に就いている。

●カラーバリエーション


(写真:岳南電車線 吉原駅/撮影:ネオン)


2016(平成28)年9月28日から10月10日まで開催された、マスキングテープ「mt」と岳南電車のコラボイベントに際して誕生したラッピング電車。
(写真:岳南電車線 吉原駅/撮影:裏辺金好)

●車内の様子


(撮影:裏辺金好)

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