箱根登山鉄道ケ10形・ケ20形


箱形のスッキリとしたデザインになった5代目ケーブルカー
(写真:強羅駅/撮影:裏辺金好)

●基本データ

デビュー年:2020(令和2)年
運用区間:鋼索線(箱根登山ケーブルカー)

●5代目ケーブルカーは日本製

 強羅方をケ10形、早雲山方をケ20形とした2両編成とした箱根登山鉄道のケーブルカーで、京王重機で製造。車内の座席は従来のスイス・ガングロフ社製ケ100形・ケ200形と異なり、通路幅を確保するためにロングシートになったのが特徴である。なお、台車はケ100形・ケ200形のものを流用している。

 2両編成×2本が導入され、01編成(ケ11−ケ21)の外観はアレグラ号(3000形・3100形)と同じバーミリオンはこね色を、02編成(ケ12−ケ22)は箱根山から見る青空をイメージし、青色をアクセントカラーとしており、車両中央にゴールドの帯、窓廻りを黒、それ以外の車体上半分を白色としている。

 また、ロゴマークとして複線部をイメージした「リボン状のモチーフ」を両端に描いている。

●カラーバリエーション


第2編成は青色がアクセントカラー。
(写真:公園上〜中強羅/撮影:裏辺金好)

●車内の様子など


化粧板は木目調で、座席のモケットは箱根寄木細工をイメージ。
(撮影:裏辺金好)

LCD式の車内案内表示器が設置されている。
(撮影:裏辺金好)

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