阪急電鉄8200系


(写真:十三駅/撮影:うめ吉)

●基本データ

デビュー年:1995(平成7)年
主な運行区間:神戸本線

●少数の製造にとどまった系列

 神戸線で活躍する車両で、通勤混雑緩和を目的に独自の設備を備えた車両で、2連2本のみ製造の少数系列。
 側面のドア幅を従来車よりも、200mm広い1500mm幅としたほか、JR東日本の6ドア車両で実績のある、座席折りたたみ収納設備を関西の鉄道で初めて導入。また、車内中央部にスタンションポールを設置したり、車体側面の種別・行先表示器にLED方式を採用するなど、8000系に似た雰囲気ながらも設備面は大きく異なり、試作的要素が強い。
 しかし、ラッシュ時に座席を収納するのは関西では不評だったようで、2007年10月29日からは、座席収納自体も廃止となっており、現在は通常の増結用車両として運用中である。

↑ PAGE TOP