平成筑豊鉄道DB10形+トラ70000形
(写真:門司港観光レトロ線 ノーフォーク広場〜関門海峡めかり/撮影:裏辺金好)
●基本データ
平成筑豊鉄道デビュー年:2009(平成21)年運行区間:門司港レトロ観光線
●門司港を走る観光トロッコ列車
北九州市が廃線になった貨物線(田野浦公共臨港鉄道の廃線跡)を観光用として転用復活させ、平成筑豊鉄道が運行を受託する門司港レトロ観光線(愛称「北九州銀行レトロライン」。当初は「やまぎんレトロライン」)で使用される車両。牽引機であるDB10形は南阿蘇鉄道でトロッコ列車牽引機として活躍した後、北九州市内の製鉄関連会社が買って製鉄構内で使用していたものを、さらに北九州市が買い受けたという数奇な運命をたどった車両。
トロッコ車両は、島原鉄道の「ハッピートレイン」というトロッコ列車で使用されていたもので、開業にあたって機関車も含めて青系統の塗装に塗られて雰囲気を一新した。
●カラーバリエーション
リニューアルされたトロッコの客室。島鉄時代にはなかった窓が取り付けられて、テーブル&座席も含め落ち着いた感じになっている。
(撮影:AC20kV-DC1500V様 禁転載)
機関車の運転台。
(撮影:AC20kV-DC1500V様 禁転載)