三木鉄道ミキ300形
(写真:三木線 三木駅/撮影:リン)
●基本データ
デビュー年:1998(平成10)年元運行区間:三木線
●三木鉄道廃止後も他社で活躍を続ける
開業当初から活躍していたミキ180形の後継車両で、1998年、1999年、2002年に1両ずつ増備され3両が登場。富士重工業製の18m級LE−DC車で、従来のレールバスからイメージを一新。鉄道車両らしい雰囲気へと仕上がり、車内はセミクロスシートとした晩年の三木鉄道の主力車両であったが、2008(平成20)年4月1日の三木鉄道廃止によって引退。そして、同年中に樽見鉄道、北条鉄道、翌年に「ひたちなか海浜鉄道」に売却され、現在も活躍を続けている。
●車内の様子
(撮影:リン)
●カラーバリエーション
もとミキ300−104は、北条鉄道フラワ2000−3として活躍。当初は三木鉄道時代の姿であったが、現在はアクセントカラーを緑色とし、デザインは北条鉄道の既存車両と同様としている。
(写真:北条線 北条町駅/撮影:裏辺金好)
ひたちなか海浜鉄道では、ミキ300−103が三木鉄道時代と変わらぬ姿と車番で活躍中。
(写真:湊線 那珂湊駅/撮影:裏辺金好)