伊賀鉄道860系
ピンク色が主体の忍者列車「くの一」バージョン。2009年1月に引退した。
(写真:伊賀線 上野市駅/撮影:裏辺金好)
●基本データ
デビュー年:1984(昭和59)年※改造主な運転区間:伊賀線
●養老鉄道600系と同様に、近鉄が保有
1984(昭和59)年に伊賀線の近代化を図るため、奈良線用の820系に狭軌線である南大阪線6800系の台車とモーターを組み合わせて誕生した系列で、18m級車体・片側2扉というのが特徴的な車両。2007(平成19)年に、伊賀線の運行が伊賀鉄道に引き継がれたが、養老鉄道と同様、車両は近鉄が保有していることになっており、引き続きマルーンと白色の近鉄カラーが見られたほか、松本零士氏がデザインした「忍者列車」塗装も見ることが出来た。しかし、後継車両の200系が登場したことによって置き換えが進められ、2012(平成24)年7月に最後の1編成が引退した。
●カラーバリエーション
緑色が主体の忍者列車。
(写真:伊賀線 丸山〜依那古/撮影:ネオン)
改造元となった820系登場時の塗装になった車両。
(写真:伊賀線 上野市駅/撮影:裏辺金好)
昭和30年代まで旧型車に塗られていたダークグリーンにリバイバル塗装された編成。
(写真:伊賀線 上野市駅/撮影:裏辺金好)
広告車両も存在していた。
(写真:伊賀線 伊賀上野駅/撮影:裏辺金好)