伊予鉄道モハ2100形


伊予鉄道の新たな標準色となった2100形。窓まわりは従来から引き続き黒に塗られている。
(写真:市内線 古町電停/撮影:裏辺金好)

●基本データ

デビュー年:2002(平成14)年
運行区間:市内線

●伊予鉄道が誇る超低床車両

 2100形は、アルナ工機(現アルナ車両)が開発した超低床路面電車のリトルダンサータイプSを採用したもので、1両タイプの超低床車両。もちろん超低床車両は、伊予鉄道初で、順調に増備が進められ、2002(平成14)年から2007(平成19)年にかけて10両が登場した。

 さらに、2015(平成27)年に伊予鉄道が「IYOTETSUチャレンジプロジェクト」として郊外電車、路面電車、バスの全てを「愛媛らしさ」を表現するオレンジを基本とした塗装とすることに伴い、同系列も塗装変更が開始された。また、旧型の路面電車と異なりラッピング車となることが多い。

 ちなみにどれほど「超低床」かを記すと、床面高さがレール面から350mmと超低床。ホームとの段差は併用軌道区間の低いホーム(150mm)で200mm、その他の高いホーム(305mm)とは45mmの段差(既存車両のレール面から床面までの高さ・・・785mm) とのことである(伊予鉄HPより)。

●カラーバリエーション


登場から間もなく、標語が描かれるようになった。
(写真:市内線 大街道電停/撮影:裏辺金好)

登場時には標語は描かれておらず、シンプルな雰囲気。
(写真:市内線 南堀端電停/撮影:裏辺金好)

郊外線で運転されている、伊予鉄道125周年記念電車「だんだん125」のPRラッピング車。
(写真:市内線 古町車庫/撮影:リン)

道後アートイベント「蜷川実花×道後温泉 道後アート2015」のラッピング車
(写真:市内線 市役所前電停/撮影:リン)

松山市のPRラッピング車。
(写真:市内線 松山駅前電停/撮影:リン)

俳句甲子園ラッピング車。白い・・・。
(写真:市内線 古町電停/撮影:裏辺金好)

全日空のラッピング車。
(写真:市内線 道後温泉〜道後公園/撮影:裏辺金好)

松山市の観光名所も描かれた太陽石油株式会社のラッピング。
(写真:市内線 古町電停/撮影:裏辺金好)

スターバックス広告車両
(写真:市内線 松山駅前〜大手町/撮影:リン)

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