京阪電鉄６００形
６００形新塗装。
（写真：石山坂本線 三井寺～びわ湖浜大津／撮影：鐡）
●基本データ・運用区間
デビュー年：１９８４（昭和５９）年運行区間：石山坂本線
元・運行区間：京津線
●石山坂本線の顔
大津線の老朽した旧型車を置き換えるために登場した車両。 初期の８両は３００形、後期の１２両は２６０形からの車体流用車であり、前面形状も初期車が平面ガラスなのに対し、後期車はパラミックウィンドウとなっているのが特徴。京津線の地下鉄直通運転開始前までは京津線でも運転していたが、京津線が京都市交通局東西線との直通運転が行われている今、６００形は石山坂本線のみの運行となっている。なお、１９９３（平成５）年からは大津線の電圧の１５００Ｖ昇圧への改造工事を実施し、７００形と同等の性能となっている。
●６００形旧塗装
前面の窓が平面タイプの初期車。
（写真：石山坂本線 三井寺～びわ湖浜大津／撮影：リン）
前面窓がパラミックウィンドウとなっている後期車。
（写真：石山坂本線 びわ湖浜大津駅／撮影：リン）
●カラーバリエーション
２０２０（令和２）年９月１４日から、603-604編成が「びわこ号」塗装となって運転されている。
（写真：石山坂本線 びわ湖浜大津駅／撮影：リン）
２０１２年９月２５日より、６０３編成が京阪本線旧特急塗装に変更されていた。これは、大津線開業100周年を記念したもの。
（写真：石山坂本線 三井寺～びわ湖浜大津／撮影：与太郎）
坂本ケーブル８０周年を記念し、ケーブルカーを模した塗装。２００７年６月から運行されている。
（撮影：リン）
反対側は塗り分けのパターンが異なっている。
（撮影：リン）
２０１１（平成２３）年８月２２日から２０１２（平成２４）年１月１０日まで運転された、映画「けいおん！」ＰＲラッピング電車。詳細は別ページにて紹介。
（写真１枚目：石山坂本線 石山寺駅／撮影：裏辺金好）
（写真２枚目：石山坂本線 三井寺～びわ湖浜大津／撮影：リン）
２０１５（平成２７）年７月２５日～２０１６（平成２８）年３月３１日まで運転された、アニメ「響け！ユーフォニアム」ラッピング電車（初代）。その他の「響け！ユーフォニアム」ラッピング電車は、別ページを参照。
（写真：石山坂本線 三井寺～びわ湖浜大津／撮影：裏辺金好）
まんが日本昔ばなしラッピング電車。
（写真：石山坂本線 三井寺～びわ湖浜大津／撮影：リン）
２０１２（平成２４）年７月から２０１５年１１月まで運転された漫画・アニメ「ちはやふる」ラッピング電車（617-618編成）。
（写真１枚目：石山坂本線 三井寺～びわ湖浜大津／撮影：リン）
（写真２枚目：石山坂本線 石山駅／撮影：裏辺金好）
２０１４（平成２６）年５月から運転されている「全国鉄道むすめ巡り3rd」ラッピング電車。（619-620編成）。
（写真：石山坂本線 近江神宮前駅／撮影：裏辺金好）
２０１６（平成２８）年３月から運転されていた「山と水と光の廻廊＜比叡山・びわ湖＞」ラッピング電車。609-610編成に比叡山や琵琶湖周辺の乗り物や名所の写真でダイナミックにデザイン。
（写真：石山坂本線 三井寺～びわ湖浜大津／撮影：裏辺金好）
２０２２（令和４）年２月から運転されている「比叡山・びわ湖＜山と水と光の廻廊＞統一デザイン車両」。619-620編成に施されているもので、前面に「光の廻廊」をイメージしたゴールドの環、側面に「びわ湖の水面の揺らぎ」をモチーフにしたパターンをデザインしている。
（写真：石山坂本線 びわ湖浜大津駅／撮影：リン）
２０１６（平成２８）年４月から運転されている「琵琶湖疏水、水と歴史の、みちめぐり。」ラッピング電車。朝日放送のラジオ番組「ドッキリ！ハッキリ！三代澤康司です！」とタイアップし、琵琶湖疎水周辺の写真などをラッピング。
（写真：石山坂本線 三井寺～びわ湖浜大津／撮影：裏辺金好）
２０２０（令和２）年２月２１日から609-610編成がＮＨＫ大河ドラマ「麒麟がくる」ラッピング電車となっていた。
（写真：石山坂本線 三井寺～びわ湖浜大津／撮影：鐵）
２００７年３月２７日から２００８年３月まで見られた、e-kenet PiTaPaラッピング電車。
（写真：石山坂本線 びわ湖浜大津駅／撮影：ＤＯＯＮ様 禁転載）
