京王電鉄2000系


グリーン一色の車体も、京王帝都電鉄の代表塗装だった。
(写真:相模原線 京王よみうりランド駅/撮影:mgpc64様 禁転載)

●基本データ

デビュー年:1957(昭和32)年
運行区間:伊予鉄道高浜線、郡中線、銚子電鉄
元・運行区間:京王電鉄京王線、相模原線など

●伊予鉄道で今も活躍するグリーン車

 2000系は京王線初のカルダン駆動、発電ブレーキ、2両ユニット編成の高性能車両。
 一方、2010系は1959(昭和34)年に誕生した2000系の改良型。メンテナンス面の改良、WN型駆動の採用などが実施されたほか、既存の中間車両を改造して編成内に組み込んでいる。

 グリーンの車体が非常に印象的であったが、2000系は1983(昭和58)年に引退。2010系も翌年に引退し、「グリーン車」は京王帝都電鉄(当時)から全車が消滅した。その後、2010系は伊予鉄道に譲渡されて長らく活躍し、2009(平成21)年には、京王3000系導入により余剰となった車両が、伊予鉄道から銚子電鉄へ譲渡。2両編成×2本の陣容で、営業用車両が再び関東に帰ってくることになった。

●車内の様子


(撮影:裏辺金好)

●2000系バリエーション一覧


東京都八王子市にある京王電鉄平山研修センター・京王資料館に保存されていた2015号。現在は、京王れーるランドで一般公開されている。
(写真:京王れーるランド/撮影:裏辺金好)

伊予鉄道から銚子電鉄に譲渡された、京王2010系。行先表示こそないが、再び京王時代の姿に戻った。
(写真:銚子電鉄 外川駅/撮影:裏辺金好)

伊予鉄道から銚子電鉄に譲渡された、京王2010系。こちらは、伊予鉄時代に5000系風の運転台を取り付けられている。
(写真:銚子電鉄 外川駅/撮影:裏辺金好)

伊予鉄道800系旧塗装。冷房電車として登場時は好評を得ている。
(写真:郡中線 土居田駅/撮影:幻海さん 禁転載)

現在の伊予鉄道800系。京王5000系を改造した700系と共に現在も第一線で活躍しているが、活躍はあとわずか。
(写真:高浜線 高浜駅/撮影:裏辺金好)

3両編成で登場した伊予鉄道800系だったが、2両編成に改められ中間車が先頭車化改造。なんと、京王5000系の顔が取り付けられた。
(写真:高浜線 三津駅/撮影:裏辺金好)

2010系は引退に際し、さよなら運転が実施された。
(写真:相模原線 京王よみうりランド駅/撮影:mgpc64様 禁転載)  

●銚子電鉄2000形(第1編成)



京王時代さながらのグリーン1色で登場した第1編成。外川方は伊予鉄道時代に京王5000系風の運転台を取り付けて先頭車改造。この顔でライトグリーンは京王時代にもなかった。
(写真1枚目:仲ノ町駅/撮影:裏辺金好)
(写真2枚目:銚子駅/撮影:裏辺金好)

青色系の塗装となった2000形。
(写真:仲ノ町駅/撮影:裏辺金好)

●銚子電鉄2000形(第2編成)



第2編成当初の姿。アイボリーの上にイオン銚子ショッピングセンターのラッピング広告を貼付。のちに前面に京王時代を思わせる赤帯を追加。
(写真:仲ノ町駅/撮影:裏辺金好)


イオン銚子ショッピングセンターのラッピング広告終了後は、まさに京王塗装が復活している。その後、デハ2002の前面のみ上半分を紺色、下半分を赤に塗装されたことも。
(写真1枚目:仲ノ町駅/撮影:裏辺金好)
(写真2枚目:銚子駅/撮影:裏辺金好)


その後、脱線事故で走行不能になっていたところを、2015(平成27)年に千葉県立銚子商業高校の生徒らがクラウドファンディングで費用を集めて修理。あわせて銚子電鉄の旧標準色へリバイバル。
(写真:仲ノ町駅/撮影:与太郎)

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