京成電鉄3000形
グループ会社にも同一設計の車両が存在する3000形。まさにグループ標準形式。
(写真:京成本線 青砥駅/撮影:裏辺金好)
●基本データ
デビュー年:2003(平成15)年運行区間:京成本線、押上線、千葉線、千原線、成田スカイアクセス線、都営浅草線、京急本線、空港線、北総鉄道、芝山鉄道
●京成グループの新標準形式
老朽化した3200形、及び3300形や3500形の未更新車を置き換えるために登場した京成グループの標準形式。姉妹的な関係の車両に新京成電鉄N800形や北総鉄道7500形が存在する。8両と6両が存在するが置換え対象である3200形や3300形は6両編成が多いため3000形も6両編成の方が多い陣容となっている。登場当初は3900形になるのではとも噂されたが、初代地下鉄乗り入れ車である3000という形式を活用。また車両の付番方法も京成では初めてハイフンを使った付番方法にしたため、初代3000形とは車号の重複は発生しない。また、2010(平成22)年7月に成田スカイアクセス線が開業すると、空港アクセス用に仕様を変更した7次車が運行を開始。こちらは、3050形として番台が区分され、塗装も変更されている。
現在では大半の普通列車は3000形で運転されるようになっており、京成電鉄の主力車両となっている。
●3050形
成田スカイアクセス線用3050形。羽田空港にも直通する。
(写真:京急本線 品川駅/撮影:裏辺金好)
3050形新塗装。2019(令和元)年10月に登場した3100形に合わせ、オレンジ色の帯を巻くようになった。なお、本線系統へ転属する車両は3000形と同様の塗装になる。
(写真:京急本線 品川駅/撮影:裏辺金好)