京成電鉄3700形
快特から普通まで全ての種別をこなす3700形。
(写真:京成本線 青砥駅/撮影:裏辺金好)
●基本データ
デビュー年:1991(平成3)年運行区間:京成本線、押上線、千葉線、千原線、都営浅草線、京急本線、空港線、北総鉄道、芝山鉄道
●顔つきも2種類存在する、京成電鉄の主力車両
本線の快特から普通までこなし、京浜急行の羽田空港まで乗り入れる「エアポート快特」にも充当される京成電鉄の主力車両。また、長期にわたって製造されたため顔つきも1次車〜5次車までと6次車以降は変化している。性能は前年に登場したAE100形を基本としながら、通勤車両であることなどから定速ノッチは省かれている。ちなみに姉妹車として北総鉄道に7300形が存在し、車体の色などを除けば3700形とほとんど同じである。このほか北総鉄道にはリース車として3808編成が貸し出されている(塗装の変更や改番の上で7808編成として活躍中)。
さらに、千葉ニュータウン鉄道所有の9100形もスペックとしては3700形と同じであるほか、2017(平成29)年3月からは3738編成がリースされて9800形として運用されている。
●バリエーション
前面のライトなどの位置が変更された6次車以降の編成。
(写真:京成本線 船場競馬場前駅/撮影:裏辺金好)
北総鉄道へリースされている3808編成。
(写真:京急本線 大森海岸駅/撮影:裏辺金好)
千葉ニュータウン鉄道(運行は北総鉄道)へリースされている3738編成。
(写真:京成本線 青砥〜京成高砂/撮影:与太郎)