近畿日本鉄道20000系


(写真:名古屋線 近鉄八田駅/撮影:ネオン)

●基本データ

デビュー年:1990(平成2)年
主な運転区間:大阪線、名古屋線など

●「楽」な旅を提供する団体用車両

 団体列車用として運用されてきた20100系「あおぞら」が引退することに伴い、18200系が後継として登場していたが、団体旅行ニーズの多様化による、さらなる高品質なサービスを提供するため、新たな団体列車用車両として4両編成1本が製造されたのが本系列である。愛称は「楽」。Romantic Journey、Artistic Sophistication、Kind Hospitality、Unbelievable の頭文字をとったもの。書家・榊莫山氏による「楽」シンボルマーク、VISTA CARマークを側面に配している。

 編成は、先頭車が2階建て車両で運転席付近は階段状の前面展望席としたもの。中間車はハイデッカー構造としている。また、車体形状は車両限界の中で取れる最大サイズとし、特に2階建て部分ではとかく圧迫感を出しがちなものだが、広々とした車内空間を実現している。また、先頭車の連結寄りには多目的サロンを設置し、テーブル、L字形のソファシートを設置。近鉄ホームページによると「幹事さんの控え室や、簡易な救急介護ベットとしても利用できるフリースペース」とのことである。

 営業最高速度は120km/hで30000系などの特急車両と性能をほぼ合わせ、標準軌の路線は基本的にどこでも走行可能。

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