近畿日本鉄道22600系


22600系の新塗装
(写真:奈良線 大和西大寺〜新大宮/撮影:裏辺金好)

●基本データ

デビュー年:2009(平成21)年
主な運転区間:京都線、奈良線、大阪線、名古屋線、山田線、鳥羽線、志摩線など

●さらに洗練された22000系

 老朽化の進んだ12200系を置き換えるべく開発された、近鉄の標準軌路線用の特急車両で愛称は『Ace』(エース)。系列名からわかるとおり、22000系の派生型ともいえる存在で、屋根部まで大きく丸みを帯びた曲面で構成された前面デザインが特徴。また塗装は近鉄特急の伝統である車体色オレンジとブルーを採用している。

 車内は近鉄初となる電源コンセントの装備が特徴で、ビジネス利用がさらに便利になったほか、分煙化の推進が行われたのも本系列の特徴であり、客室座席に灰皿を設けず禁煙とする一方、喫煙室を伊勢方の先頭車両に設置。またトイレに温水洗浄便座を導入したのも、鉄道車両としては画期的な装備である。

●旧塗装


(写真:大阪線 松塚駅/撮影:kokuden様 禁転載)

30000系など、他系列との併結運転も実施している。
(写真:大阪線 大和八木駅/撮影:kokuden様 禁転載)

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