万葉線デ7000形


万葉線のイメージカラーに塗られた7070形。
(写真:万葉線 本丸会館前/撮影:裏辺金好)

●基本データ・運用区間

デビュー年:1961(昭和46)年
運転区間:万葉線(高岡軌道線、新湊港線)
元運行区間:富山地方鉄道射水線

●世代交代が進む、万葉線の主力車両

 富山地方鉄道7000形とほぼ同型の車両で、乗降扉が車端にあるのが違いである。

 なお、その後製造された車両は仕様が少し異なっており、1965年登場のデ7060形は射水線乗り入れ時の連結運用対応車両(密着連結器の設置と総括制御対応 *現在、密着連結器は無い)、1967年登場のデ7070形は側面中間部の車掌小窓を省略したのが特徴である。

 なお、加越能鉄道時代は非冷房であったが、デ7070形は順次冷房化が進められている。一方でデ7000形、デ7060形はMLRV1000形増備に伴い全車が引退した。

●カラーバリエーション


いすみポッポの丘(千葉県いすみ市)で、加越能鉄道時代の塗装で保存されているデ7052。
(撮影:裏辺金好)

映画撮影のため、加越能鉄道時代の姿に復刻されたデ7073。ウェザリングが施された状態のまま、営業運転に投入されている。
(写真:新湊港線 六渡寺〜庄川口/撮影:リン)

万葉線標準カラーをベースにした広告車両
(写真:新湊港線 六渡寺〜庄川口/撮影:裏辺金好)

アニマル電車塗装のデ7070形(7072)。通称は前面デザインのインパクトから「ネコ電車」。この塗装は後にデ7073が引き継ぎ2016(平成28)年まで見られた。
(写真:高岡軌道線 末広町〜片原町/撮影:裏辺金好)

コカコーラ広告塗装のデ7070形(7075)。
(写真:新湊港線 越ノ潟駅/撮影:裏辺金好)


金沢星稜大学広告塗装のデ7070形(7075)。
(写真:高岡軌道線 片原町停留所/撮影:裏辺金好)


県民共済広告車両の7000形。
(撮影:雑多な写真展 禁転載)

現在は合併で名前が変わった、かつての新湊市と帆船「日本丸」PR車両。
(写真:万葉線 高岡駅前〜片原町/撮影:雑多な写真展 禁転載)

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