南海電鉄2000系


この前面デザインは1000系にも受け継がれた。
(写真:南海本線・高野線 今宮戎駅/撮影:リン)

●基本データ

デビュー年:1990(平成2)年
運行区間:南海本線、空港線、高野線

●一新されたズームカー

 高野線の橋本〜極楽橋間の山岳区間に入線可能な17m車体で2扉の「ズームカー」。登場時は21000系の置き換えのみの必要最低限の増備が考えられていたため21000系や22000系との連結などが考慮されていた。

 車体はコルゲートの無いステンレス車体で前面のデザインは後に登場した、1000系にも受け継がれた新しい顔つきとなった。また、南海初のVVVFインバータ制御であり、高野線内での回生失効を防ぐために回生電力を吸収する設備を設けるなどこの車両の登場にあわせて地上設備にも改良が加えられた。

 現在は高野線は橋本までの運用が21m車が主体となったことや、2300系の登場などにより、余剰となった2000系が本線へ転属し大きな「2扉車」というステッカーを前面に掲げ活躍範囲を広げている。 

●南海・真田赤備え列車


平成28年のNHK大河ドラマ「真田丸」を記念して運転されているラッピング列車「南海・真田赤備え列車」。真田幸村の赤備え甲冑をモチーフに、「六文銭(ろくもんせん)」や「結び雁金(むすびかりがね)」をあしらっている。
(写真:高野線 上古沢駅 /撮影:鐵)



(撮影:鐵)

●戦国BASARAラッピング車両




2016年6月を中心に運転された戦国BASARA 真田幸村伝ラッピング車第1弾。真田昌幸、真田信之、真田幸村(信繁)親子が描かれている。
(写真1〜2枚目:高野線 橋本駅/撮影:鐵) (写真3枚目:高野線 学文路駅/撮影:鐵)



2016年7月に運転された戦国BASARA 真田幸村伝ラッピング車第2弾。真田幸村(信繁)、伊達政宗が描かれている。
(写真:高野線 橋本駅/撮影:鐵)



2016年7月29日〜11月20日に運転された戦国BASARA 真田幸村伝ラッピング車第3弾。真田幸村(信繁)、猿飛佐助が描かれている。
(写真:高野線 橋本駅/撮影:鐵)

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