西日本鉄道3000形


(写真:天神大牟田線 薬院駅/撮影:裏辺金好)

●基本データ・運行区間

デビュー年:2005(平成17)年 (営業運転開始は翌年)
運行区間:天神大牟田線

●西鉄初のステンレス車体の車両

 600形、700形置き換えのために投入された天神大牟田線の通勤用車両。側扉は3ドアで、座席は転換式クロスシートであることから、主に急行運用に充当。また、5両編成、3両編成、2両編成が存在しており、需要に応じた柔軟な運用に対応している。

 西日本鉄道で初めてステンレス製(前頭部は普通鋼製)の車体を採用したほか、シングルアーム式のパンタグラフを初採用。前面は丸みを帯びた形状が特徴的であり、車体幅は従来の2670mmから2724mmに拡大することで客室面積を拡大している。

 2017(平成29)年7月22日からは、8000形に代わって3017F+3018Fが柳川観光列車「水都 -すいと-」の2代目車両として改造され運転を開始。また、同年9月16日からは、やはり8000形に代わって3010Fが太宰府観光列車「旅人 -たびと-」の2代目として運転を開始している。

●柳川観光列車「水都 -すいと-」


(写真:天神大牟田線 西鉄二日市駅/撮影:デューク)

(写真:天神大牟田線 西鉄二日市駅/撮影:デューク)

那珂川橋梁を渡る「水都」。
(写真:天神大牟田線 大橋〜井尻/撮影:kajibooh)

●太宰府観光列車「旅人 -たびと-」


(写真:太宰府線 西鉄二日市駅/撮影:デューク)

那珂川橋梁を渡る「旅人」。風流なカラーリングが印象的。
(写真:天神大牟田線 大橋〜井尻/撮影:kajibooh)

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