のと鉄道
●解説
のと鉄道は石川県の第三セクター鉄道。国鉄能登線の受け皿として1987(昭和62)年に設立されたもので、1988(昭和63)年3月25日に、のと穴水(現、穴水)〜蛸島間を引き継いで運行を開始した。さらに1991(平成3)年にJR七尾線が和倉温泉まで電化すると、第2種鉄道事業者として七尾〜輪島の列車運行を継承(線路保有はJR西日本)。100kmを越える路線を擁する鉄道会社となったが、沿線の過疎化もあり乗客離れが進み、2001(平成13)年に七尾線の穴水〜輪島を廃止し、さらに2005(平成17)年に能登線(穴水〜蛸島)全線を廃止。かくして、現在は線路を保有せず、JR線上のみを走る珍しい鉄道会社となったが、車両を一斉更新するなど、再生に向けた取り組みが進められている。
●保有車両・元保有車両
▲NT100形 |
▲NT200形 |
▲NT300形 |
▲NT800形 |