小田急30000形


車体塗色がブロンズ系からシルバー系に変更されたリニューアル車。前面の愛称表示が撤去されている。
(写真:江ノ島線 本鵠沼駅/撮影:裏辺金好)

●基本データ

 デビュー年:1996(平成8)年
 運行区間:小田原線、江ノ島線、箱根登山線

●併結運転にも対応。小田急線と江ノ島線を代表する特急車両

 6代目の特急ロマンスカーで、通称”EXE (エクセ)” (Excellent Express「=素敵で優秀な特急列車」より)

 3100形を置き換えるために登場した車両で、20000形同様、先頭車は低運転台で、連接構造ではなく20m級の車体をもつ通常の鉄道車両として登場。展望席構造は採用されなかったが、観光車両としての高級感も残しつつ、ビジネス向け(サラリーマンの通勤・帰宅)の対応の車両にも仕上がっているのが特徴である。事実、疲れたときに乗車すると、実によく眠れる(笑)。

 また、貫通型の顔も存在し、6両と4両とに分割することが可能。相模大野で小田原線の「さがみ」と、江ノ島線の「えのしま」を連結させるなど、多様な運行が可能になった。実質的に、小田急の特急で主力となっている車両であり、特に江ノ島線では大半の特急はこの車両で運転されている。

 2017(平成29)年3月からは、車内外デザインや機能を一新したリニューアル車が運転を開始。車両の愛称は『プラスアルファの様子が加わる』とし、「EXEα」と名付けられた。

 外観面では塗装の変更と前面に付いていた愛称表示機の撤去が行われたほか、内装は木目調を基本とし、直接・間接照明を組み合わせた室内灯への変更、和式トイレの廃止と温水洗浄機能付きの広々とした洋式トイレの設置などが行われている。

●リニューアル車


リニューアル車の貫通型先頭車
(写真:江ノ島線 本鵠沼駅/撮影:裏辺金好)

●旧塗装


さりげなく高級感が漂う、落ち着いた雰囲気のデザイン。
(写真:江ノ島線 大和駅/撮影:デューク)

30000形の貫通型先頭車。
(写真:小田原線 海老名駅/撮影:裏辺金好)

●車内の様子


リニューアル前の車内の様子
(撮影:裏辺金好)


リニューアル後の車内の様子。木目調の内装となったほか、照明の配置が大きく変更。荷棚にあった照明が廃止される一方で、通路の天井に直接照明と間接照明を組み合わせたものを設置。また、シートはホワイトとブルーの2色を配置したモケットに変更され、厚みはそのままで乗り心地は上々。
(撮影:裏辺金好)

リニューアル後の車内の様子。窓側にコンセントが設置されている。
(撮影:裏辺金好)

リニューアル後の車内の様子。車内の案内表示器がフルカラーLED化されたほか、防犯カメラが設置。
(撮影:裏辺金好)

リニューアル後の車内の様子。和式トイレは廃止され、バリアフリー対応の「ゆったりトイレ」または洋式タイプに変更。なお、温水洗浄機能付き。
(撮影:裏辺金好)

リニューアル前のロゴマーク
(撮影:裏辺金好)

リニューアル後のロゴマーク
(撮影:裏辺金好)


リニューアル後の側面愛称・行先表示器。フルカラーLED化され、列車名と行先を交互に表示する。
(撮影:裏辺金好)

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