岡山電気軌道9200形「MOMO」「おかでんチャギントン」


最初に登場した9201号。
(写真:東山線 東山停留場/撮影:リン)

●基本データ

デビュー年:2002(平成14)年

●驚きの車両も存在する、超低床車両

 岡山電気軌道が誇る超低床車両で、ボンバルディア(旧・アドトランツ)製のLRVを基本として、新潟鐵工所(現・新潟トランシス)が製造したもので、万葉線MLRV1000形、富山ライトレールTLR0600形なども、この車両をベースにしている。

 JR九州の特急等のデザインを手がけた水戸岡鋭治氏が「MOMO」として車外、車内をデザインし、大きなインパクトを人々に与えた。座席には木材を使用し、床面はフローリングとなっている。

 長らく1編成(9201号)しか存在せず、東山線と清輝橋線を交互に運転していたが、2011(平成23)年10月に2編成目(1011号/MOMO2)が登場。新潟トランシスで製造され、座席に使用する木材の種類が変更されている。

 さらに2018(平成30)年には第3編成として1081号「おかでんチャギントン」が登場。イギリスのテレビアニメ「チャギントン」に登場する擬人化された列車を可能な限り再現するという、これまでに類を見ない車両で、水戸岡鋭治氏がデザイン。A車は「ウィルソン」、B車は「ブルースター」となっており、口の部分にはLED表示器が設置されている。乗車には事前の申込みが必要で、清輝橋線と東山線の全線を火曜日を除く平日は4往復、土休日や春休み・夏休みなどは5往復運転している。

 「おかでんチャギントン」は、2019(平成31)年3月16日から運転を開始。ちなみに、製造費用は約5億円で、1011号の製造費用である2億8000万円よりさらに高額・・・。

●ギャラリー


9201号の登場から10年弱、ついに増備された第2編成1011号。塗装は9201号を踏襲するが、ロゴが「MOMO2」となったほか、「MOMOは人と街を美しくする」と表記されている。
(写真:東山線 西川緑道公園停留場/撮影:裏辺金好)


驚きのデザインとなった第3編成(1081号)。「おかでんチャギントン」として運転される。
(写真1枚目:清輝橋線 郵便局前停留場/写真2枚目:東山線 西川緑道公園停留場/撮影:リン)

●車内の様子


9201号の座席
(撮影:リン)

1011号の座席
(撮影:リン)

1011号の運転台
(撮影:リン)

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