東武鉄道200系


(写真:伊勢崎線 とうきょうスカイツリー〜押上/撮影:裏辺金好)

●基本データ

デビュー年:1991(平成3)年
運行区間:伊勢崎線、桐生線、佐野線

●日光・鬼怒川アクセスに活躍する東武鉄道の顔

 1800系を使用していた急行「りょうもう」を置き換えるために登場した系列。日光線・鬼怒川線方面の特急に100系が就役したために余剰となった1700系・1720系(DRC)の走行機器を流用し、車体を新製して登場した。この200系の登場により急行「りょうもう」は特急に格上げされた。

 また、1998(平成10)年には200系列で唯一の完全新造車両である250系も登場しており、こちらはVVVFインバータ制御となった。200系との違いはパンタグラフの搭載車両が違うくらいで(200系は2・4・5号車に1基ずつ、250系は2号車に1基、5号車に2基搭載)見分けはつきにくい。

 さらに2016(平成28)年6月17日から、208編成が台湾鉄路管理局とコラボし、自強号「普悠瑪」(ぷゆま)のデザインを再現したものへ変更(2018(平成30)年11月19日まで)。特急「りょうもう」に使用されることから、側面は「Ryomo」とされたほか、同年に新造された台鉄自強号「普悠瑪」のみに施されている「猿」マークも再現されている。

 2021(令和3)年8月7日からは、205編成と209編成が200系デビュー30周年を記念して、1800系リバイバルカラーに塗装変更するとともに、座席モケットも1800系と同じオレンジ色に変更している。

●カラーバリエーション


台湾鉄路管理局とコラボした、自強号「普悠瑪」(ぷゆま)風のデザイン
(写真:伊勢崎線 鐘ヶ淵〜堀切/撮影:与太郎)

1800系リバイバルカラー。
(写真:伊勢崎線 鐘ヶ淵〜堀切/撮影:与太郎)

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