東京メトロ10000系


0×系列という系列名から、再び9000系からの続きとなった。
(写真:東急東横線 武蔵小杉駅/撮影:裏辺金好)

●基本データ

 デビュー年:2006(平成18)年
 運行区間:有楽町線、副都心線、東武東上線、西武有楽町線、西武池袋線、東急東横線、みなとみらい線

●東京メトロ初の、新系列車両

 有楽町線と副都心線向けの新製車として投入された系列で、直通先の上記各路線でも使用している。

 特に東急東横線については、渋谷駅(地下)を介した副都心線・東横線の直通運転開始の約半年前となる2012(平成24)年9月7日より先行して運用を開始している。これにより直通運転開始後に廃止される、従来の東急渋谷駅にも発着しており、貴重な風景となっている。

 さて、車体は05系最終増備車と同じ「A−train」構体だが、軽量化が行われた他、車内旅客向案内表示器はLED式のものからLCD式(2面)のものに変更。営業運転投入時は左側の一面を準備画面としている。また、先頭貫通扉は5000系以来の中央配置に戻り、ライト関係は鍵穴形状となっているほか、貫通路は運転台の関係で斜めの貫通路となっている。

●カラーバリエーション


第05編成以降は前面の金帯が省略されている。
(写真:東武東上線 朝霞台駅/撮影:裏辺金好)

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