わたらせ渓谷鐵道わ89−200形


(写真:わたらせ渓谷線 沢入駅/撮影:裏辺金好)

●基本データ

デビュー年:1989(平成元)年
運行区間:わたらせ渓谷線

●開業時から活躍したレールバス

 わたらせ渓谷鐵道開業時に登場した車両で、富士重工業製の車体長15m級のLE-CarIIシリーズの標準気動車。車内はセミクロスシートで、同時に誕生した兄弟車の「わ89ー100形」と異なる。

 3両が製造され、愛称は201が「くろび」、202が「けさまる」、203が「あづま」。登場時の塗装は201号がベージュと緑、202号がベージュと青、203号がベージュと赤の塗り分けで、いずれも側窓下に様々な動物を描いていたが、現在は塗装を紅銅(べにあかかね)色に改めている。

 2010(平成22)年10月に201が廃車されたのを最後に、全車が運用を離脱した。

●旧塗装


わ89形ー202の登場時の塗装。
(写真:わたらせ渓谷線 大間々駅/撮影:JS3VXW様 禁転載)

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