寝台急行 銀河

▼DATA
J.N.R./J.R. Express
"Ginga"
 1949.9.15〜2008.03.15


▼運転区間
 東京〜大阪

▼最終時のダイヤ
下り:東京(23:00)〜大阪(7:18)
上り:大阪(22:22)〜東京(6:42)

←料金の安さと利便性の良さから捨てがたい人気を誇る夜行急行。宣伝次第ではもっと人気が上がると思ったのだが。
(写真:東海道本線 東京駅/撮影:デューク)
 1949(昭和24)年に無名の夜行急行として誕生。翌年に「銀河」という壮大な名前が愛称となり運転されるようになった、歴史ある夜行急行。1968(昭和47)年には2往復に増発され、1972(昭和47)年に「紀伊」と併結運転、1975(昭和50)年に1往復化し、現在も1往復のまま。
 1976(昭和51)年2月には20系客車が、1985(昭和60)年に14系客車、1986(昭和61)年に24系客車が投入され、(残念ながらヘッドマーク無しの)EF65の牽引で東京〜大阪を快走している。なお、東京〜大阪をB寝台で利用すると16070円、「のぞみ」+在来線新大阪〜大阪だと13240円と値段の開きがネックか。ただし上り下りとも、東海道新幹線東京駅〜新大阪駅間の最終列車出発後、始発列車到着前の運行であり、特に午前8時30分頃まで東京から新大阪に到着する新幹線もないことから、今後とも「銀河」の存在価値は残るだろうと思われていたが、利用客の低迷には勝てず、2008(平成20)年3月改正で廃止となった。

早朝に東京へ到着するが、夏場は東京近辺で晴天下での撮影が可能。
(写真:東海道本線 藤沢〜大船/撮影:裏辺金好)


EF58形+20系による寝台特急「銀河」。
(写真:東海道本線 京都駅/撮影:札幌人様 禁転載)


20系時代の急行「銀河」。トレインマークも横に長い!右には113系が、そして左手には0系新幹線が待機。
(写真:東海道本線 東京駅/撮影:daikiti 様)


同じく20系時代の急行「銀河」。
(写真:東海道本線 東京駅/撮影:daikiti 様)

最終運転時にはEF65が牽引する、数少ない寝台列車だった。もっとも、ヘッドマークが取り付けられないため味気ないのが非常に残念。
(写真:東海道本線 品川駅/撮影:デューク)

米原乗換えで北陸本線の列車への接続も可能だった。
(写真:東海道本線 米原駅/撮影:裏辺金好)

深夜の東京駅で、大阪に向けて出発を待つ。
(写真:東海道本線 東京駅/撮影:裏辺金好)

朝の大阪駅に到着した急行「銀河」。右手では数分後に「なは・あかつき」が京都に向けて発車するので、ブルートレイン撮影する方にはお勧めだったが、全て過去のこととなった。
(写真:東海道本線 大阪駅/撮影:裏辺金好)

車内。
(写真:東海道本線 東京駅/撮影:裏辺金好)

寝台部分はこのような感じ。きちんと整備されているのが嬉しい。
(写真:東海道本線 東京駅/撮影:裏辺金好)

JR西日本の担当の列車なので、方向幕もこのタイプ。
(写真:東海道本線 東京駅/撮影:裏辺金好)

20系時代の急行「銀河」。
(写真:東海道本線 戸塚〜大船/撮影:ちょけ太様)

寝台急行「銀河」東京行き最終運転。
(写真:東海道本線 大阪駅/撮影:リン)

寝台急行「銀河」大阪行き最終運転。
(写真:東海道本線 東京駅/撮影:裏辺金好)

東京駅に到着し、E4系と並んだ寝台急行「銀河」最終運転。
(写真:東海道本線 東京駅/撮影:グロッグフロッグ)

3月15日改正で開業したての島本駅を通過する寝台急行「銀河」大阪行き最終運転。
(写真:東海道本線 島本駅/撮影:リン)

昭和48年の寝台急行「銀河」乗車券。
(撮影:国鉄車両好様 禁転載)