1999(平成11)年登場。
衰退著しい東京〜九州方面のブルートレインとは対照的に、北海道方面のブルートレインは寝台特急「北斗星」が人気を維持し続けていた。しかし、老朽化の色は隠せなかったことから、これを上回るハイグレードな車両としてE26系が開発された。同時に、愛称も新たに「カシオペア」と名付けられ、本州では専用塗装のEF81に牽引され、隔日で運行されている。
外観は銀色の車体にレインボーカラーの帯と、ブルートレインとは言えない塗装になってしまったのが残念だが、内装は全てA個室、オール2階建て(食堂車も在来線初の2階建て)。最上級の「カシオペアスイート」は、展望構造になっている編成端部の1室と超豪華。今のところ車両の増備と増発はされておらず、残った今後の「北斗星」の動向と新型寝台客車(電車?)が登場するのかが引き続き注目される。
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