寝台特急 カシオペア

▼DATA
J.R. Limited Express
"Cassiopeia"
 1999.7.16〜


▼運転区間
 上野〜札幌

▼現在のダイヤ
下り:上野(16:20)〜札幌(9:32)
上り:札幌(16:12)〜上野(9:25)

←鮮やかな専用塗装に塗られたEF81が牽引する豪華寝台列車。ご覧の通りダイヤもなかなか悪くない。
(写真:東北本線 白岡〜新白岡/撮影:デューク)
 1999(平成11)年登場。
 衰退著しい東京〜九州方面のブルートレインとは対照的に、北海道方面のブルートレインは寝台特急「北斗星」が人気を維持し続けていた。しかし、老朽化の色は隠せなかったことから、これを上回るハイグレードな車両としてE26系が開発された。同時に、愛称も新たに「カシオペア」と名付けられ、本州では専用塗装のEF81に牽引され、隔日で運行されている。
 外観は銀色の車体にレインボーカラーの帯と、ブルートレインとは言えない塗装になってしまったのが残念だが、内装は全てA個室、オール2階建て(食堂車も在来線初の2階建て)。最上級の「カシオペアスイート」は、展望構造になっている編成端部の1室と超豪華。今のところ車両の増備と増発はされておらず、残った今後の「北斗星」の動向と新型寝台客車(電車?)が登場するのかが引き続き注目される。

 札幌方の最後尾。トレインマークがLED表示なのも時代の流れか。
(写真:東北本線 大宮駅/撮影:裏辺金好)

 こちらは上野方の最後尾。
(写真:東北本線 上野駅/撮影:裏辺金好)

 青函トンネルを中心とした津軽海峡線では、ED79が牽引。
(写真:函館本線 函館駅/撮影:ちゃけ様)

 行き止まり式の函館駅ホームでは、反対側にDD51(北斗星色)が連結され、これによって札幌まで牽引.。
(写真:函館本線 函館駅/撮影:ちゃけ様)

 カシオペアの最後尾。
(写真:函館本線 札幌駅/撮影:ちゃけ様)