急行「くまがわ」は、1959(昭和34)年に登場した準急「くまがわ」(門司港〜人吉)を1966(昭和41)年に格上げして誕生した列車。1980(昭和55)年10月には運転区間を博多〜人吉に運転区間を短縮の上、さらに博多〜熊本は快速となりました。
JR化後の1988(平成元)年には熊本〜人吉間に運転区間が短縮されますが1往復から4往復に増発。さらに、キハ58系ジョイフルトレイン「アクアエクスプレス」が運用に加わったり、通常運用のキハ58系も車内をリニューアルの上、ブルーをベースにした塗装に変更。そして、2000(平成12)年3月には急行「えびの」廃止に伴い「くまがわ」は6往復に増発。衰退著しいJRの急行の中で一大勢力を作っていましたが、九州新幹線(新八代〜鹿児島中央)開業に伴い、キハ185系特急「くまがわ」「九州横断特急」へと発展解消しました。
(上写真:鹿児島本線 博多駅/撮影:もこてん)