名古屋鉄道キハ20系 Meitetsu Diesel Cars Series Kiha 20
 名古屋鉄道は支線区の経営合理化のため、広見・八百津線新可児〜八百津で1984年から、猿投〜西中金で1985年から、三河線碧南〜吉良吉田で1990年からディーゼルカー(LE−Car)を導入し、電車の運転を取りやめ、またワンマン運転を開始していました。使用されたのはキハ10形と、昭和62年から車体を大型にして増備された上写真のキハ20系で、1995年には下写真のキハ30系も投入されました(主に三河線 猿投〜西中金で活躍)。
 しかし、利用客の減少には歯止めがかからず、2000年代に入ってこうした支線区は軒並み廃止。
 車両は「くりはら田園鉄道」(廃止寸前)、ミャンマー国鉄に売却され、名古屋鉄道のディーゼルカーの歴史も幕を閉じました。
(上写真撮影:ビュー踊り子さま)
 名古屋鉄道キハ30系 Meitetsu Diesel Cars Series Kiha 30

新型車両も投入したものの、一度減った乗客はそう簡単には取り戻せなかった。
(撮影:ビュー踊り子)