横浜駅(JR東日本・東急電鉄・京浜急行・相模鉄道・横浜市交通局・横浜高速鉄道)



▼メモ

 6社の鉄道会社が集結する神奈川県下最大のターミナル駅。元々は日本最初の鉄道駅の1つとして、現在の桜木町駅に1872(明治5)年に開業したものであるが、1915(大正4)年に現在の横浜市交通局(市営地下鉄)高島町駅付近へ移転(このとき、旧横浜駅は桜木町駅に改名)。さらに、1923(昭和3)年10月15日に北側である現在地に移転した。

 2004(平成16)年2月1日に、横浜高速鉄道みなとみらい線(横浜〜元町・中華街)が開業すると共に、東急東横線との直通運転を開始。両線は横浜駅地下ホームを発着することになり、東横線の横浜〜桜木町が廃止された。

 また、東口駅舎は1980(昭和55)年11月7日に改築されたもので、JR東日本系列のルミネ横浜店が入居。一方、西口駅舎は1961(昭和36)年以来、横浜CIAL(JR東日本系列の横浜ステーシヨンビルが運営)が入居していたが、2011(平成23)年3月27日に閉店。横浜エクセルホテル東急と一体的に高層駅ビルへの改築工事が進められ、2020(令和2)年6月にJRタワーとして開業(上写真)。「CIAL横浜」「NEWoMan横浜」「T・ジョイ横浜」などが入居している。

 さらに、同年8月10日には中央南改札と南改札を結ぶ改札内通路が完成し、エキナカ商業空間「エキュートエディション横浜」が開業する。
  (写真・解説:裏辺金好)

▼開業年月日

1915年(大正4年)8月15日(JR)
1930年(昭和5年)2月5日(京急)
1928年(昭和3年)5月18日(東急)
1933年(昭和8年)12月27日(相鉄)
1976年(昭和51年)9月4日(横浜市)
2004年(平成16年)2月1日(横浜高速)

▼所在地

横浜市西区高島二丁目16-1(JR・京急)
横浜市西区南幸一丁目1-1(東急・横浜高速)
横浜市西区南幸一丁目5-1 (相鉄)
横浜市西区南幸一丁目9(横浜市)

▼駅構造

地上駅(JR・京急・相鉄)、地下駅(東急・横浜高速・横浜市)

▼主な利用可能路線

東海道本線、横須賀線、京浜東北線(横浜線直通含む)、根岸線、東急東横線(東京メトロ副都心線直通含む)、みなとみらい線、京急本線、相鉄本線(いずみ野線直通含む)、横浜市交通局ブルーライン

▼駅と周辺の様子


ルミネを核テナントとする東口駅舎

2020年6月に完成した西口の新駅ビル「JRタワー」。

大きな吹き抜けが特徴の1つ。

JR横浜鶴屋町ビルとの連絡通路。東急東横線跡地を活用しており、モニュメントとして線路が表示されている。

在りし日の西口駅舎


JRの西口駅舎に隣接して、相模鉄道の駅ビルである相鉄ジョイナス(核テナント:高島屋横浜店)がある。


西口駅前の様子。かつての三越横浜店は、ヨドバシ横浜となった。


東口の地下街である横浜ポルタ。

東口駅前は高速道路が横断

横浜といえばシュウマイでおなじみの崎陽軒。東口駅前に本店がある。

▼JR東日本


京浜東北線・根岸線の主力車両E233系。


京浜東北線・根岸線の旧主力車両209系。


こちらは209系500番台。


京浜東北線ホームからは横浜線も発着(上写真は205系)。もっとも、時間帯によっては東神奈川駅止まりとなり、乗り入れてこないことも。

東海道本線の251系特急「スーパービュー踊り子」

東海道本線の185系特急「踊り子」

東海道本線の旧主力車両113系

東海道本線の旧主力車両211系

189系”彩野"編成による臨時快速「那須散策号」

115系ホリデー快速鎌倉号(回送)とE231系湘南新宿ライン

横須賀線・総武線などを経由して成田空港へ向かう、E259系特急「成田エクスプレス」

横須賀線の主力車両、E217系。

373系特急「東海」と183系臨時特急「あやめ祭り」

▼京浜急行


新1000形によるエアポート急行と横浜線の205系。


2000形によるエアポート急行


800形による普通列車


都営5300系が入線することもある。(撮影:daikiti)

▼東急電鉄・横浜高速鉄道


ホームは1面2線とシンプルな構造。写真は東京メトロ副都心線との直通運転前


在りし日の8000系による急行


地上駅時代の横浜駅に停車中の8590系。

▼相模鉄道


20000系による急行。


7000系による急行。(撮影:リン)


旧塗装時代の10000系による普通列車。

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