坂町駅(JR東日本)


▼メモ

 新潟から50キロ圏内に何とか収まる位置にある坂町駅ですが、乗客はさほど多くない。関東圏なら十分に通勤圏内なのですが・・・。駅は2階建ての建物ですが、駅の業務を行っているのはどう見ても1階の一部分だけでしかない。駅前も閑散とした印象があり、米坂線との分岐駅であり、昼行特急が全列車停車する駅にしてはさびしいように思えます。
 駅の待合室は雪国らしく改札口とは別室になっており、駅の売店もこちらにあり。待合室のベンチの一部には畳が敷かれている部分もあるが、これはなかなか良いと思います。列車を待っている人たちは列車が来るまで待合室にいて、列車が来る頃になるとホームに向かう。ローカル線ではお馴染みの光景ですね。
(撮影&解説:デューク)

▼開業年月日

1914(大正3)年11月1日

▼所在地

新潟県村上市 (旧岩船郡荒川町)

▼駅構造

地上駅

▼主な利用可能路線

羽越本線、米坂線

▼駅とその周辺の様子


 坂町駅の構内。
 米坂線が分岐している関係で2面4線の構成となっている。羽越線の列車は1〜3番線を使用している。米坂線は空いている番線を使用するといった印象が強い。雪国ということもあり、ホームの屋根は比較的長めに設置してある。
 ちょうど訪れた日に、新津をネグラとしている国鉄色の58系気動車が1番線に停車していた。

 坂町駅の改札口。
 改札口とはいったものの、駅員が立つステンレス製の物体がない。アルミサッシの扉があるだけだ。
 改札をするときは駅事務室のほうから改札を行うということなのだ。みどりの窓口と一体化しているわけだ。ちなみに右側が待合室となる。こちらもアルミサッシの扉で仕切られている。

 坂町駅の駅前の様子。
 2車線の道路をはさむように商店などが点在している。お世辞にも活気があるとは言いがたい。
 ローソンがあるが夜間は閉店してしまう。このあたりは街灯もあまり多くないので、夜になると暗闇といった感じとなり、人気もなくなってしまう。


 改札口に掲載されている米坂線の時刻表。。
 坂町から米沢方面に向かう米坂線の列車は1日6本しかない。こんなに小さなホワイトボードに収まってしまうのだから・・・。これを撮影したのは平成16年の1月で、現在とは時間が微妙に異なる。
 米沢に向かう「べにばな」はいつの間にか1本しかなくなってしまった。しかも、線内は各駅停車だし。米坂線の本数がもっと多ければ、坂町駅ももっと活気があるのかもしれないが・・・。

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