美濃赤坂駅(JR東海)
  J.R. Mino akasaka Station
▼開業年月日
1919(大正8年)8月1日

▼所在地
岐阜県大垣市

▼駅構造
地上駅

▼主な利用可能路線
東海道本線
▼メモ
 東海道本線の終点の駅のひとつとなっている美濃赤坂駅。本来ならこちらが本線となるはずでしたが、結局中途半端に終わってしまい、取り残されてしまいました。単線の行き止まりで、まさに終着駅という感じ。到着した列車は単純に折り返していくだけなので、ホームも一面のみ。
 昔は113系などが長時間停車しており、まさにローカル駅の雰囲気をかもし出していましたが、現在は313系が進出しています。もっとも、313系も周りの雰囲気になじんでしまっている感があり、2両編成で停車していると何の違和感もない。不思議なものですね。
 駅舎はホームに対して直角に位置しています。また、駅員の事務室があったと思われるスペースは現在は別の用途に使われているようです。駅の周辺は住宅地で、ホームの向こう側は貨物駅があります。
 列車がいない時間は大変静かな時間が過ぎていきます。
(撮影&解説:デューク)

▼駅とその周辺の様子

 美濃赤坂駅の構内。
 屋根もないホームが一本延びている。時代を感じさせる柵が情緒を感じさせる。ただ、ホーム自体は部分的に手を加えているようで、黄色いものがちと目立つように感じられる。
 停車中の電車はJR東海ご自慢の313系だが、このホームに停車していても何の違和感もない。微妙にホームのかさ上げが行われている。

 美濃赤坂駅の改札口。
無人駅なので、当然好きに出入りできてしまう。もっとも切符を買わないで乗ったところで、大垣までに車掌さんに買わされることになるが・・・。
そういえば、この駅には自動券売機もない。
よくよく見てみてると、入口の右上にスピーカーが着いている。いったい何に使うのだろうか。

 美濃赤坂駅の様子。
 線路の真正面から撮ってみた。まさに終着駅のふさわしい構成ではないだろうか。こんな光景が私は好きだ。どこかこのまま時間が止まってしまうのではないかと思わせる。昔はここで機回しをして折り返していったのだろう。今ではホームに面した線路しか使用されていないが、きっと、この終着駅の光景は一生忘れられないものとなるような気がする・・・。