真岡鐵道 真岡線(下館〜茂木)


真岡線のシンボル的存在、C12 66号機+50系客車による「SLもおか号」。
(撮影日:2019年11月4日/撮影:裏辺金好)

▼データ

路線距離:41.9km
電化:なし
軌間:1067mm
複線区間:なし
備考:1912(明治45)年4月1日に官設鉄道の真岡軽便線(下館〜真岡)として開業したのが始まりで、1920(大正9)年12月15日に茂木駅まで全通。1922(大正11)年9月2日に真岡線に改称されている。国鉄の分割民営化に伴いJR東日本に承継されたが、1988(昭和63)年4月11日に第三セクター鉄道である真岡鐵道へ転換。
 1994(平成6)年3月27日からは「SLもおか」が運転開始されているほか、1997(平成9)年3月30日に、真岡駅をSLの形に改築。さらに2013(平成25)年4月28日に、真岡駅に「SLキューロク館」が開館し、SLを中心にした活性化が行われている。

▼鉄道風景


JR水戸線、関東鉄道常総線と接続する下館駅。
(撮影日:2018年11月24日/撮影:裏辺金好)

下館駅の切欠きホーム1番線を真岡鐵道が使用する。
(撮影日:2019年11月4日/撮影:裏辺金好)

折本駅を通過するSLもおか号
(撮影日:2006年12月3日/撮影:裏辺金好)

SLの形をした巨大駅舎、真岡駅。
(撮影日:2019年2月8日/撮影:裏辺金好)

車両基地がある真岡駅に停泊中のモオカ63形。開業時に投入された車両で富士重工業製のレールバス「LE-Car II」シリーズの車体に、小松製作所のエンジンを搭載した車両。
(撮影日:2006年12月3日/撮影:裏辺金好)

同じく真岡駅に停泊中のモオカ63形。
(撮影日:2006年12月3日/撮影:裏辺金好)

広い駅構内を持つ真岡駅。ホームは通常使用する2面3線に加え、下館方に切り欠きホーム1線がある。
(撮影日:2019年2月8日/撮影:裏辺金好)

50系客車の回送などで活躍するDE10 1535号機。ナンバープレートが金文字!
(撮影日:2018年11月24日/撮影:裏辺金好)

真岡駅で出発を待つモオカ14形。上写真のモオカ14-1と、モオカ14−2は、富士重工業で製造された最後の鉄道車両。
(撮影日:2019年2月8日/撮影:裏辺金好)

車両基地に停泊中のモオカ14形。こちらはモオカ14形の製造を引き継いだ日本車輌製で、ライトが前面上部両側にある。
(撮影日:2019年2月8日/撮影:裏辺金好)

SLキューロク館で保存されている49671号機。1920(大正9)年に製造され、主に北海道で活躍した後、真岡市内の井頭公園で保存されていた車両。
(撮影日:2018年11月24日/撮影:裏辺金好)

SLキューロク館で保存されているD51 146号機。1938(昭和13)年に製造され、こちらも北海道で主に活躍。静岡市駿府城公園、静岡市城北公園で保存されていたもの。老朽化による解体を予定していたところ、真岡市が譲渡を受けたもの。
(撮影日:2018年11月24日/撮影:裏辺金好)

真岡駅ではこのほかにも様々な車両が保存されているが、面白いのはこちらのDE10 1014号機。大阪貨物ターミナル駅の入換用として活躍した車両で、独自の塗装になっている。
(撮影日:2018年11月24日/撮影:裏辺金好)

益子駅。現在の駅舎は1998(平成10年)3月に改築されたもの。
(撮影日:2019年2月8日/撮影:裏辺金好)

益子駅のホームは単式ホーム1面1線。
(撮影日:2019年2月8日/撮影:裏辺金好)

市塙駅に入線するモオカ14形。
(撮影日:2005年6月1日/撮影:ひょん君)


終点の茂木駅。
(撮影日:2019年2月8日/撮影:裏辺金好)

茂木駅は単式ホーム1面1線を有する。
(撮影日:2019年2月8日/撮影:裏辺金好)

茂木駅には蒸気機関車用の電動式転車台があり、SLもおか号運転の際に使用される。
(撮影日:2019年2月8日/撮影:裏辺金好)

茂木駅から先は、戦前に国鉄長倉線として計画されていたが実現しなかった。用地買収は行われており、今もその痕跡を見ることができる。
(撮影日:2019年2月8日/撮影:裏辺金好)

↑ PAGE TOP