○広島電鉄1000形に七夕ラッピングを実施
 2013(平成25)年6月27日より、広島電鉄で毎年恒例の七夕電車が運転されています。従来は700形での運転でしたが、今年は最新鋭の1000形が2編成あることと、1001にPICCOLO(ピッコロ=男の子の名前)、1002にPICCOLA(ピッコラ=女の子の名前)という愛称が付けられていることから、それぞれ1001を「ひこぼし号」、1002を「おりひめ号」として運転されました。加えて、ヘッドマークの掲出のみに留まっていた車体外側の装飾も今年はラッピングにパワーアップしています。

 7月5日には地元の幼稚園との企画で、両編成を原爆ドーム前電停で顔合わせさせ、天の川に見立てた元安川で両列車に乗車してきた幼稚園児が短冊を流すというイベントが催されました。雨天なら電停での離合のみとなるところでしたが、雲が多いながらも晴れとなり、賑やかに短冊を流していました。

(解説&撮影:リン)


7月5日の運用としては、一旦両車とも江波車庫に向かい、1001が千田車庫へと回送され、1001が千田→江波、1002が江波→千田という経路で運転されていました。まずは1001から撮影します。

(写真:鷹野橋電停)

1002はメインの運転の前に江波〜横川を1往復したようです。
(写真:十日市町電停)
13時25分、予定通り原爆ドーム前電停で顔合わせ。実際には1002が早く到着してしまっていたため、相生橋で2分ほど待ち合わせをしていました。当然、後続の電車が団子状態になっていました。そして、両車両で若干色合いが異なることが見て取れます。
両列車から園児が下車し、元安川で短冊流し。そして短冊を流し終わったあと、再び1000形が戻ってきて園児を乗せていきました。
(写真:原爆ドーム前)