○キハ40系「越乃Shu*Kura」が営業運転を開始
 2014年(平成26)年5月2日から、新潟地区の新たなるジョイフルトレインとしてキハ40系改造車による「越乃Shu*Kura」が営業運転を開始しました。「酒」をコンセプトにした列車で、今後、金曜日〜日曜日を中心に、快速「越乃Shu*Kura」(高田〜小千谷〜十日町)または快速「ゆざわShu*Kura」(高田〜小千谷〜越後湯沢)のどちらかの列車として、運転されます。ここでは、5月11日に快速「ゆざわShu*Kura」として運転された模様を御紹介します。
(解説&撮影:リン)

高田駅に入線する快速「ゆざわShu*Kura」。
(写真:信越本線 高田駅)
(写真:信越本線 青海川駅)
1号車はびゅう専用ということもあり、入り口からサッと撮影だけ。多彩なシートが用意されている他、旅行商品らしく専用の料理も用意されているとかで、どうせ乗るなら少々割高でもこちらの方が良いのかもしれません。
2号車のサービスカウンター「蔵守〜Kuramori〜」。利き酒やおつまみを提供しています。おつまみは肉・魚・野菜と意外と豊富なラインナップ。ビールまでありました。当然、呑むなら日本酒ですが。
2号車のイベントスペース。ジャズの生演奏や蔵元イベントと称して試飲が振る舞われるなどいろいろありました。まるで立ち飲み居酒屋。なお、信越本線内で海側となる側面は足下まで窓が拡大されています。一方、山側は酒蔵をイメージしてか敢えて窓が小さくなるようパネルがはめられています。
ちなみに2号車山側はこんな感じ。
一般客向けという位置づけになる3号車。長岡方向の先頭車です。
広々としたリクライニングシートを4席9列配置。このあたりはHB-E300系「リゾートしらかみ」など他のリゾートトレインと同等の設備と言えそうです。
運転席直後、改造前はデッキがあったあたりにはフリースペースとしてソファを配置。できれば小さくでもテーブルがあった方が良かったのでは…?
車体側面のロゴ。「米」の字ですね。