近江鉄道鳥居本〜フジテック前間にてタブレット閉塞一時復活

 6月1日から7日間、近江鉄道米原駅移転工事の関係で、米原〜フジテック前間はバス代行、列車はフジテック前で折り返しています。それに伴って、近江鉄道鳥居本〜フジテック前間が、タブレット閉塞式で運転されています。これは、フジテック前駅に出発信号機がないために行われた措置で、6月3日までのようです。4日以降は米原まで運転されるので(習熟運転。客扱い無し)出発信号機による自動閉塞式に戻されるようです。
 またフジテック前駅では、駅すぐにある踏切の作動位置の関係で、車両1両分がホームからはみ出した状態で客扱いをするという珍しい光景が展開されました。一方これにより、旧米原〜フジテック前間は廃線となり、立派な米原駅舎も過去のものとなります。
(写真&解説:投稿者)



フジテック広告電車808Fから駅へ返却されるタブレット。鳥居本にて。

ワンマンのドア扱いのためはみ出した車両のドアは開かない。

代行バス。本来はこっちがメインなんでしょうが。

タブレットを受け取り列車を見送る。挟んである黄色い紙がたまの代わり。閉塞区間が書かれてある。

通称缶電こと802F。がま口のバックも自動化で無くなりつつある産物かな?

鳥居本で受け取ったタブレットを片手に列車に戻る運転士。この列車は回送。1面1線式ホームで2線式の代用を行うため、送り込みの回送が走った。

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