438.伊豆急行200系、さよなら運転を実施
 12月14日、2000年から活躍してきた伊豆急行200系のさよなら運転が実施されました。200系はJR東日本の113系と115系を改造して、2000年より運用を開始したものですが、老朽化や塩害による腐食等もあり、東急電鉄8000系の譲渡が進められ、取替えが早々に進められていました。
 さよなら運転は、伊東→伊豆急下田、伊豆急下田→伊豆高原で行われたほか、伊豆急下田駅では同日に運転されたJR東日本の183系・189系特急「あまぎ」と、さよなら運転で使用された200系、デビュー記念マークをつけた200系の並びによる撮影会も開催され、多くの鉄道ファンでにぎわいました。
(解説・撮影:裏辺金好)

特急「あまぎ」到着後、後続の快速列車として運転された200系さよなら列車。F11編成が使用されました。
(伊東駅)
車内では乗車証明書も配られました。
車内の様子。200系引退を惜しんだポスターが用意されています。
伊豆急行2100系との並び。
(伊豆急下田駅)
(伊豆急下田駅)
引退記念のマークが先頭部貫通扉に描かれています。
一方、先に引退した200系F9編成には・・・。
(伊豆急下田駅)
なんと、デビューを記念したヘッドマークを装備。
(伊豆急下田駅)
側面方向幕は「さよなら200系」。
(伊豆急下田駅)
反対側より。前面種別幕は何と・・・。
(伊豆急下田駅)
惜別という、これまた手の込んだものでした。
(伊豆急下田駅)
F11編成は伊豆高原駅まで運転され、役目を終えました。さすがに保存されることはないでしょうが、僅か8年の活躍にもかかわらず、非常に力の入った引退記念イベントでした。伊豆急行の社員の方々の企画とその運営に感謝します。
(伊豆高原駅)



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