583.207系900番台、ラストラン
 2009(平成21)年12月5日、松戸車両センターに1編成のみ在籍していた207系900番台のさよなら運転が松戸〜取手間(緩行線経由)で行われました。
 207系900番台は国鉄において最初で最後のVVVFインバータ制御の車両であり、常磐緩行線において1編成のみの希少車として活躍していましたが、後継のE233系2000番台の投入によって10月15日限りで定期運用から離脱、今回のさよなら運転をもって引退となりました。
 当日は希少車種であった207系900番台を一目見ようと多くのファンが沿線に押しかけました。
(解説&撮影:グロッグフロッグ)

天王台駅を通過する207系900番台。
さよなら運転の際に貼り付けられたステッカーは、川崎重工出場時の公式試運転の時に
取り付けられたものを意識したデザイン。
取手駅を後にする207系900番台。