751.特急「指宿のたまて箱」用キハ40系、公開される
 2011(平成23)年2月19日・20日の2日間、門司港の九州鉄道記念館にて、キハ40系を改造した観光特急「指宿のたまて箱」がダイヤ改正前に先行公開されましたので、ご報告します。
 (撮影&解説:AC20kV-DC1500V)

前面〜側面の外観(鹿児島中央側)。半分ずつ白と黒の塗装に金のラインが印象的です。
・・・配色が宴会芸の「阿修羅男爵」みたいで、一人デュエットでも始めそうな(笑)。
博多側の車両のシート。室内は木材をふんだんに使っており、シートの生地もカラフルながら派手さがあまりなくてくつろげそうです。また、室内灯も蛍光灯からLEDに変更されていて省エネにも対応してます。
鹿児島中央側の運転席後ろはフリースペースで、小さい子向けの雰囲気があります。
横向きのシートには造りつけのテーブルが。カメラの「絞り機能」を使って撮影してみました。
車両の真ん中辺りに造りつけられた本棚には本が立てられてました。・・・浦島太郎や竜宮城の話に関係する本に混じって「焼酎の楽しみ方」なんて本もありました(笑)。
指宿側の車両。トイレが身障者対応のものに改造されていました。入口が非常に広いです。
トイレの前に設けられたカウンターと飾り棚。壁の絵には竜宮城が。
指宿側の車両の運転席真後ろにはリクライニングのない4人掛けボックスシートが設置されてました。リクライニングできない代わりに、シートピッチが結構広いのでかなり広々してます。
指宿側の車両を下からあおってみました。・・・「指宿のたまて箱」を略して「IBUTAMA」・・・お好み焼きみたいな響きですね(笑)。
浦島太郎がたまて箱を開けた時にでる煙に見立てて、屋根の上にミストを噴霧する装置が設置されてました。ミストはほんのり森林の香りが。
おまけ:この車両がこんなに変わるもんなんですねぇ。