788.「山陽本線電化50周年記念号」が運転される
 2011(平成23)年6月1日、山陽本線新山口〜下関にて「山陽本線電化50周年記念号」が運転されました。これは1961年6月1日に小郡(当時)〜下関が電化された(前年に西宇部(当時)〜厚狭のみ電化)のを記念したもので、電化前をイメージしたディーゼル機関車の編成と、電化後をイメージした電気機関車の編成とを東西から同時刻に運転させ、途中の厚狭駅で同時にすれ違わせるという凝ったダイヤが組まれました。
 平日の運転ではあったものの、同日のうちに行われた回送運転と合わせ沿線には多くのファンが集まりました。

 (解説&撮影:リン)

新山口発下関行はDD51形の重連が「はと」をモチーフにしたヘッドマークを掲出し「SLやまぐち」用客車を牽引。(小野田〜厚狭)
下関発新山口行はEF65形が「つばめ」をモチーフにしたヘッドマークを掲出し12系客車を牽引。(厚東駅)
新山口への返却回送。(小月〜埴生)
下関への回送。客車は後日返却回送の予定とのこと。(小野田〜厚狭)