806.東京の交通100年博〜都電・バス・地下鉄の"いま・むかし"〜開催
 2011(平成23)年7月14日から9月10日までの日程で、東京都墨田区の江戸東京博物館にて「東京の交通100年博〜都電・バス・地下鉄の“いま・むかし”〜」が開催されています。これは東京都交通局が2011(平成23)年8月1日に創業100周年を迎えることを記念したイベントで、函館市企業局ササラ電車(旧東京市電ヨヘロ1形)、旧東京市営バス(愛称 円太郎バス)、都電6086号車の実車が展示されているほか、ヨヘロ1形の実物大モックアップ、都電の系統板全種など様々な都営交通に関する展示が行われています。
(撮影&解説:裏辺金好)

公開予定の映画「Always 三丁目の夕日'64」のセットと共に展示された都電6086号車。
行先方向幕は三ノ輪、早稲田と両端で異なるものを掲出。
内部に乗ることも可能で、木の床などが特徴の車内を堪能することが出来ます。
函館市企業局ササラ電車が江戸東京博物館に出張!外観は大きく変わっていますが、元の車体は東京市電ヨヘロ1形であり、76年ぶりの里帰り。
走行用のモーターとは別の、ブルーム駆動用のモーターやコントローラー、抵抗器などメカニック満載の車内。
館内の展示は基本的に撮影NG。円太郎バスの撮影も不可でしたが、ヨヘロ1形モックアップの撮影は可能でした。これが現在のササラ電車とは・・・。
交通博物館展示時代の円太郎バス。関東大震災で被災した路面電車に代わって、投入されたフォード車製の自動車(フォード・モデルTT)を改造したバス。
また、路面電車モジュールも展示されており、モデラーたちの力作が見られます。
こちらは王子駅周辺をイメージしたものでしょうか。