○アラウンド・ザ・九州号、乗車レポート
 2013(平成25)年2月9〜11日に運行された「アラウンド・ザ・九州」号の初日(門司港〜鹿児島中央)だけ乗車してきましたので、道中の様子をご紹介いたします。
(写真&解説:AC20kV−DC1500V)

推進運転で門司港駅4番線に入線
定位置停車・・・と同時に撮影の人だかりに(笑)
出発時間ギリギリまで撮る人多々いました。
列車の最後尾の展望室から折尾駅付近を撮影。東側は盛土のための整地工事が進み、西側は国道199号線の折尾トンネル撤去、それに伴う軌道の変更が完了してました。
右側に見える3線は昨年末に切り替わった旧線です。
一晩で3線同時に軌道変更できるものなんですね。
車内では鉄道グッズのみの販売が行われました。
12時過ぎに弁当・お茶が配られました。 特製のラベル付き。
なお、車内では飲食物の販売は無いため、あらかじめ酒やらつまみやらを買い込んで乗車しました。朝から飲むビールが非常に美味しかったです(笑)
熊本駅を出発すると、新幹線の高架の横に別の高架工事が。
大分駅周辺と同じく、在来線の高架工事が進行してました。
熊本車両センターにはキハ58系の「ASO1962」や14系客車が。
留置されていて「も1回走らんかなぁ」と淡い願いをしてみたり。
熊本の新幹線車両基地付近でクモヤ443系とすれ違い。
実物を見るのは実は初めてだったりします。
水俣駅では特産物の振る舞いや島原の乱にまつわる鉄砲隊のパフォーマンスが行われてました。
八代を過ぎて海沿いの景色に変わると、青空が広がるいい天気も相まって非常にいい景色を展望室のパノラマで堪能できました。
実は宮崎に在住の知り合いがおりまして、その方の趣味の関係からアコーディオンを今回持ち込んだのですが、車内放送のオルゴール代わりに車内販売のお知らせと、終着前の2度ほど1フレーズだけ演奏をさせていただきました。 貸切列車ならではの融通の良さが功を奏しました。ご協力いただいた車掌さん・添乗員さんに感謝です。
行きちがいの列車がやってきました。いや〜旅情をそそりますな。
以上水俣駅付近。
牛ノ浜付近の車窓は、海の絶景が窓の絵の様になってました。
薩摩高城駅では20分ほど停車し、駅そばの海岸に降りることができました。これで雲がなければ良かったんでしょうけど・・。
つくづくJR・国鉄時代にここで撮影できなかったのが悔やまれます。
駅構内のカーブ・カントがとにかくいい感じでした。
伊集院駅にて。
伊集院駅にて。
鹿児島中央駅に到着。約10時間30分の旅でしたが、すごく内容の濃い楽しい旅でした。