三江線が運転最終日を迎える

 平成30年3月31日(土)。遂に三江線が88年の歴史を閉じました。
 最終日のこの日、この処の暖かい気候のお蔭で桜は永らく地域を支えてきた路線を讃えるかの如く満開。沿線には全国各地から集まった鉄道ファンに加え、地元の皆さんカメラやビデオ、更にはスマホを片手に集結。特に、潮駅、因原駅、川戸駅など桜と列車を絡めることが出来るポイント多くの方が集中し、最後の勇姿を収めようと列車にレンズを向けていました。
 また、三次発10時2分の9424Dには、それを追い掛ける車とバイクが集中。乙原駅から竹駅へと抜ける区間で狭隘路と踏切を起点に県道40号線に大渋滞が発生したのは(個人的には)お笑いでした。
 名残のHMを付けた列車は超満員で一部には積み残し対応の代替バスに乗車された方もいらっしゃったようです。廃線は残念ですが、廃線フィーバーが終わった翌日以降、また静かな谷間の街へと戻っていることでしょう。そして三江線の存在も直ぐに忘却の彼方へと運ばれてゆくのでしょう(涙)
(写真&解説:ひょん君)


朝陽を浴びて最後の仕業 キハ120-312 米ハタ 9421D 作木口−香淀間


桜の名所まであと一息 キハ120-311 米ハタ 9422D 潮−石見松原間


桜の中を抜けて来ます キハ120-310 米ハタ 9423D 沢谷−潮間


突然オバサンがフレームイン!『おいおい・・・』。これも最終日ゆえか・・・(笑) キハ120-310 米ハタ 9423D 潮駅

桜の花々が見送ってくれます キハ120-310 米ハタ 9423D 口羽−江平間

鉄橋の袂もカメラを構えて待ってはります キハ120-310 米ハタ 9423D 粟屋−尾関山間

明日から供用されるバス停を横目に キハ120-5 米キス 9424D 所木駅

ホームでは神楽がお出迎え キハ120-325 広ヒロ 9424D 伊賀和志駅

この娘達は乗ったことあるんやろか・・・ キハ120-5 米キス 9424D 石見簗瀬−明塚間

人・人・人・・・殆ど無法状態!(笑) キハ120-308 米ハタ 9425D 因原駅

満開の桜が列車を迎えます キハ120-5 米キス 9426D 川平駅

これぞ盛りの花の下を・・・ キハ120-310 米ハタ 9426D 川平駅

ここも桜が満開でした キハ120-312 米ハタ 9428D 石見松原駅

これがラストショット キハ120-307 米ハタ 9430D 尾関山−三次間

HMはこれ

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