東海道線でE493系ハンドル訓練を実施

 2021(令和3)年12月21日、22日、28日、29日にJR東日本の新型事業用電車E493系(オク01編成)のハンドル訓練が田端操〜品川〜根府川間で実施されました。東海道線内を走行するのは今回が初となります。
 (撮影:裏辺金好)


E493系は新潟トランシス製の交直流電車で、量産先行車として2021(令和3)年に2両編成×1本が登場しました。最高運転速度は100km/hで、制御方式はIGBT素子VVVFインバータ制御。同時期に登場した新型砕石輸送気動車GV-E197系と共通の前面デザインで、国鉄201系と205系に似たスタイルです。
(写真:東海道本線 辻堂駅 ※12月22日)


前部標識灯はLED灯を採用した灯具ユニットとし、乗務員室上部に2つ、下部に2つの計4つとし、冬季の着雪対策として熱線入りガラスを用いています。
(東海道本線 根府川駅 ※12月28日)

E231系との並び。中央本線の狭小トンネルに対応するため、屋根の高さが3410oとされ他の車両よりも若干低いのが分かります。


双頭連結器を装備。

前面には編成番号と形式を表記。

機器用の大きな開口部。

車両の後ろは貨物スペースが設けられ、両開きの手動ドアが設けられています。窓が無いので少々異様な雰囲気です。

熱海方のクモヤE493-1。

上野方のクモヤE492-1。

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