旧華頂宮邸～神奈川県鎌倉市～

　旧華頂宮邸は１９２９（昭和４）年築。元皇族で伏見宮家の出身である華頂博信（１９０５～７０年）侯爵の屋敷として建築されたもので、木造３階建て、洋小屋組。国登録有形文化財です。
　旧前田侯爵邸である鎌倉文学館と並び、鎌倉に残る戦前に建てられた洋風邸宅の中でも、特に規模が大きいもの。２００６（平成１８）年に鎌倉市が取得し、内部は特定の日しか公開していませんが、庭園は一般公開されており、ハーフティンバーと呼ばれるヨーロッパの民家風の外観は自由に見学することができます。豪勢な飾りがあるわけではなく、整然とした雰囲気です。
（撮影：裏辺金好）

〇地図

○風景

入口

室内の様子